廃車寸前の車は下取りすると損?お得に手放すなら買取を利用

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手持ちの車を廃車にし、新しい車をへの買い替えを考えているなら、下取りの利用を考える人は多いでしょう。

下取りは古い車の処分と新しい車の購入契約を一気に進められて便利ではありますが、処分に関するコストという点ではあまりおすすめできません。特に廃車寸前の車は下取りに出すと損をする場合も多いので、どのように処分するのがよいか考えてみましょう。

ディーラーで廃車寸前の車を下取りは損

下取りにも複数のメリットはありますが、こと廃車寸前の車に関しては、デメリットが大きくなりすぎるので注意が必要です。

場合によってはメリットがほとんどなく、大幅に損をするというケースもあります。なぜディーラーによる下取りは、廃車寸前の車では不向きなのか、理由は大きく4つに分けられます。

下取りの査定金額が安い

大前提として知っておきたいのが、ディーラーによる下取りの査定額は買取に比べると安い場合が多いです。これはディーラーは新車販売が主な業務であり、中古車販売のノウハウをほとんど持たないからです。

一部ディーラーでは認定中古車として、下取りで引き取った車を整備し、リーズナブルな値段で売却することもありますが、これはそもそもの状態が良いものに限られます。つまり、廃車寸前のボロボロの車では、下取りに出しても当然認定中古車の候補にもならず、査定額は大幅に減額されるでしょう。

少しでも値段が付けばよいですが、場合によっては査定額0円とされることもあるので、注意しなければなりません。

高い下取りの査定金額は営業活動の一環

もちろん、下取りだからといって絶対に値が付かないわけではなく、車によっては思いのほか高額査定を出してくれることもあります。しかし、これはあくまで新車を売るための営業活動の一環で、必ずしもお得とは限らないことは理解しておきましょう。

そもそも下取りとは、古い車の買取金額から、新車購入代金を割引くというシステムです。新車はほとんどの場合で値下げがされておらず、実質下取りによってのみ割引が適用されると考えましょう。

つまり、本来なら割引して売られてもよいはずの車でも、新車だからという理由で長期にわたって定価販売されているものも少なくありません。下取りの査定額を高めに出し、本来なら割引をして妥当な金額を引くことで、新車がお得に買えるように見せかけている場合もあるので注意が必要です。

廃車にするための費用が発生する

下取りで新車購入の割引がつくかどうかは、単に査定額が付くかだけではなく、諸費用と相殺し、金額が残るかにもよります。下取りの際には、車両の引き取りや廃車手続きの代行費用といった、複数の料金を請求され、それらコストを差し引いて割引額を決定します。

つまり、査定額0円とされた場合は、処分にかかる費用を上乗せして請求され、新車購入がさらに割高になってしまうので注意が必要です。仮に値段が付いても、費用と相殺されて実質の割引が0になるというケースもあります。廃車費用がかかる分、利益が出づらい点も、下取りならではのデメリットといえるでしょう。

支払っている税金が返ってこない

通常廃車すると、方法やその時の条件に合わせて、自動車税や重量税が還付されます。これは業者に処分を依頼した場合でも同じですが、下取りの場合はディーラーが最終的な所有者になるので、税金の還付が受けられない可能性があります。

払い過ぎた税金が取り戻せないと、状況によっては大損をする可能性もあるので注意しなければなりません。また、還付される場合でも、還付金を下取り額として計上し、実質車自体の価値はなしと判断される場合もあるので注意が必要です。

高額査定が付いたと思いきや、実は全て還付金で、実質の買取額は0ということもあるので、内訳を確認して騙されないようにしなければなりません。

廃車寸前なら買取専門業者にもっていこう

廃車寸前のボロボロの車は、下取りよりも買取に出すのがおすすめです。これは買い替えを考えている場合も同じで、買取に出して、別途購入契約を結んだほうが、お得になるケースも少なくありません。

もちろん、下取りのように両方の手続きが一環しているわけではないので、多少手間はかかりますが、その分別の面から複数のメリットが得られます。

ディーラーより高額査定を期待できる

廃車寸前の車を買取に出すべき最大の理由は、査定額にあります。買取と下取りでは、買取のほうが圧倒的に査定額は高くなる傾向にあり、よりお得に処分できるのが魅力です。たとえ下取りで価値がないと判断された場合でも、買取なら数万円以上つくことも少なくありません。

これは買取の場合、車としての価値はもちろん、さらに細部のパーツや資源的な価値を見出し、買い取ってくれるからです。そのため、自走できない車でも、細かい部分に価値をつけてもらえ、思わぬ高額査定が付くこともあります。

また、パーツ単位での売却が可能なので、査定時に付属品を持ち込み、一緒に査定してもらうことも可能です。社外オプションでも高値が付くことはあるので、持ち込みパーツによってはさらに高額査定が得られることもあるでしょう。

手続きで余計な費用がいらない

業者による違いはありますが、買取業者では廃車手続きの費用を全て無料としていることもあります。査定はもちろん、車両の引き取りから廃車手続きの代行まで、全て無料というケースも少なくなく、処分時のコストが0になりやすい点も魅力でしょう。

処分にコストがかからないことで、査定額は提示されたまま固定となり、実質得られる利益も大きいままです。下取りだと査定額が高くても、費用を差し引いて結局利益が出ないということもあるので、コストを気にせず査定額だけ見ればよいのも、買取ならではの魅力でしょう。

廃車にして現金が手に入る

下取りの場合、仮に値が付いたとしても、その金額は新車の購入代金から割引され、手元にお金は残りません。しかし、買取の場合は、買取だけで一度契約が完結するので、手元に現金が残ります。

買い替えを選択するなら、結局その現金を使用することになるので、下取りとなんら変わりませんが、人によっては買い替えはせず、処分だけで終えることもあるでしょう。

車を手放して現金が得られると、車以外にも使い道は生まれます。即金で現金が欲しい人には特におすすめの方法で、実際に手元にお金が残るかどうかは、大きな違いでしょう。

廃車寸前の車査定はカーネクストがおすすめ

少しでも高値で売却するには業者の選定が重要で、できるだけサービスが充実したものを選びましょう。おすすめなのはカーネクストで、どのような状態の車でも0円以上で買取保証をしてくれるのが魅力です。

また、査定からレッカー引き取り、廃車手続きの代行まで、全て無料でやってくれるのもメリットのひとつでしょう。還付金もきちんと返してもらえますし、愛車の処分がスムーズかつお得に行える業者といえます。

参考:カーネクスト

下取りは止めて廃車寸前なら買取

車の状態によって適した処分方法は違い、廃車寸前なら下取りよりも断然買取がおすすめです。下取りはあくまできれいな状態の車を処分する際に使用する方法で、状態が悪いなら買取を選んだほうがメリットは大きいです。廃車寸前の車も諦めずに査定に出し、買取でお得に手放して、賢く処分しましょう。

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