不要な車を処分する際には、廃車手続きを行います。廃車で処分する場合は、解体費用がかかったり、売却する場合でもそれほど金額は高くなかったりすることが多いでしょう。

廃車の場合の買取相場は金額が低く、高値を望むのは難しいです。しかし、不要な車を手放して、損をするばかりではありません。方法次第では、相場以上の高値での売却を目指せる場合もあります。

廃車の買取相場を車種別に紹介

廃車にする場合、車を解体業者に引き渡し、処分してもらうことが多いでしょう。買取対応を行う解体業者なら、車を渡すとその分のお金を支払ってくれます。解体業者が買取を行う場合、車としての価値ではなく、鉄資源としての価値で買取額が決まります。

そのため、鉄が多く取れる車、つまり車体が大きく排気量の多い車ほど、高値で売却しやすいでしょう。廃車の場合は買取相場はいくらになるのか、車種別の目安を知っておきましょう。

軽自動車なら1万円以下

軽自動車は排気量が660cc以下と少なく、車体もコンパクトなので解体業者の買取では価値が付きづらいです。車や状況次第で金額は違いますが、大体3,000円〜1万円程度が相場と考えましょう。軽自動車は購入価格が安い分、手放す際に戻ってくる金額も小さいです。

600cc〜1,400ccクラスの普通自動車

600cc~1,400ccクラスの普通自動車だと、以下のものが挙げられます。

  • ヴィッツ
  • ラクティス
  • インサイト

これらは軽自動車とそれほど金額が変わらず、1万円程度で取引されることが多いです。また、排気量が少し上がると買取相場も値上がりやすく、高い場合で2万円程度になると考えましょう。

14,00cc〜1,800ccクラスの普通自動車

1,400cc~1,800ccクラスの普通自動車は種類が多く、主に以下のものが挙げられます。

  • アクア
  • プリウス
  • プリウスα
  • カローラ
  • カローラフィールダー
  • プレミオ
  • アリオン
  • ラウム
  • シエンタ
  • ヴェゼル
  • ジューク
  • タウンエーストラック
  • サクシード
  • プロボックス

これらの買取相場は2万円程度です。車種が多いものの、解体業者の買取はどれだけの鉄が取れるかが関係するため、人気モデルでも相場が上がることはありません。基本的にはどれも同じ相場で買い取られると考えましょう。

1,800cc〜2,000ccクラスの普通自動車

1,800cc~2,000ccクラスの普通自動車だと、主に以下のものが挙げられます。

  • マークⅡ
  • チェイサー
  • クレスタ
  • セドリック
  • ハイエース

これらは車体も大きいため、その分相場も上がります。細かい違いはありますが、大体3万円程度で買い取ってもらえることが多いでしょう。

2,000cc以上の普通自動車

2,000cc以上の普通自動車だと、主に以下のものが挙げられます。

  • エスティ
  • アルファード
  • ベルファイア
  • ハリアー
  • セルシオ
  • キャラバン
  • サファリ
  • パジェロ
  • ランドクズーザー
  • クラウン

高級車やSUVモデルのように高価な車がほとんどですが、買取相場は35,000円程度とそれほど高くありません。購入価格の高さから考えると、廃車の買取相場は非常に安いでしょう。

相場はあくまで目安にすぎない

車種ごとに買取の相場はあるものの、これらは目安に過ぎず、確定した指標ではありません。実際の買取金額は業者ごとや時期ごとに違う場合が多く、同じ車でも売却時の条件次第で買取金額は変わります。また、廃車にする場合は税金の還付もあり、それも含めると、実際に手元に残る金額は大きく違ってくるでしょう。

解体業者に売却する場合なら、永久抹消登録となり、普通自動車なら自動車税と重量税、軽自動車なら重量税のみ還付されます。自動車税は廃車翌月から年度末までの期間を月割り計算して還付、重量税は車検の残存期間から還付金額が決まり、条件による金額の変動は大きいと考えましょう。

廃車にするよりおすすめの方法とは

不要な車の処分と考えると、廃車手続きをして手放すことをイメージする人は多いでしょう。確かに解体業者に引き渡し、廃車するのも処分方法のひとつですが、手放し方はそれだけではありません。

廃車にするよりもおすすめの方法はあり、やり方を工夫するだけで、車を処分した際のお得度も違ってきます。少しでも利益を残しで愛車を処分するためにも、お得な方法を知っておきましょう。

業者に査定と買取を依頼する

車を手放す際には、名義の抹消が必要なので廃車登録をしなければなりませんが、同じ廃車にする場合でも買取に出すとお得に処分しやすいです。廃車予定のボロボロの車でも買い取る業者はあり、解体業者ではなく車の買取業者に売却すると、相場よりも高値で売りやすいです。

査定だけなら無料で行う業者も多いので、いきなり解体業者に渡して処分せず、まずは査定に出して、どれくらいで売れそうかを見てもらうとよいでしょう。

廃車買取のおすすめ業者はカーネクスト

廃車予定の車を売るなら、廃車買取業者のカーネクストがおすすめです。カーネクストは古い車から過走行車、故障車、不動車まで何でも買取に対応しています。0円以上での買取保証をしているので、査定に出して全く値が付かないということはないでしょう。

また、廃車に関するサービスも充実していて、車両の引き取りから廃車手続きまで全て無料で代行してもらえます。還付金についての説明も受けられ、正しい方法で処分してくれるので、信頼できる業者です。

参考:カーネクスト

廃車同然の車でもなぜ買取ができるのか

同じ車を手放すにしても、少しでも高値で買い取ってくれるならうれしい限りです。しかし、なぜ廃車同然のボロボロの車でも買い取ってもらえるのか、疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

車によって状態は違いますが、中には自走できない完全に故障した車もあります。一見価値がないように見える車でも業者が積極的に買い取るのには、理由があります。

パーツの再利用

廃車買取業者は、買い取った車を分解し、パーツも分解、洗浄、修理をして中古品として販売しています。買い取る車はいわば中古パーツの仕入れであり、これを売却して利益が得られるので、ボロボロでも値段を付けて買い取ってもらえます。

自走できない車でも、全パーツが完全に壊れていることはまずありません。細かく分解すると使える部分が残っていることは多く、重要なパーツ、価値のある珍しいパーツが発見できることもあります。取り出せるパーツの価値が高いなら、その分査定額も高くなるので、思わぬ高額で売却できることもあります。

海外輸出向け車両として利用

廃車予定の車でも、年式が古かったり、走行距離が長かったりして価値はないものの、問題なく走れるものは多く存在します。走りさえするなら売却は可能で、海外輸出の商品用に、廃車予定の車を買い取る業者は多いです。

日本では低年式車や過走行車は嫌われる傾向にありますが、海外では走るなら問題なしとされることが多いです。また、日本車は品質の高さから人気もあり、国内では値が付かないレベルでも、海外なら高値で売れることも少なくありません。

廃車買取業者は、輸出販売で利益を出していることも多く、中古車でも海外なら高値で売れる場合が多いので、積極的な買取を実施しています。

廃車手続きよりもまず査定依頼を

不要な車を手放す場合は、すぐに廃車手続きをせず、まずは買取査定に出すのがおすすめです。査定だけなら無料ですし、思わぬ高額査定が期待できる場合もあります。解体業者に引き渡した場合の廃車の買取相場は低いので、少しでもお得に売るためにも、積極的に廃車買取業者を利用しましょう。