所有している車が車検が切れてしまっていたとき、車にかかってくる税金というものはあるのでしょうか。車検が切れてしまっていると車に乗れませんので、税金も払わなくてもよいと思う人も多いです。

車検が切れた車に乗っていると、罰金の対象になってしまいます。今後、車検に出す予定がなくても、所有しているだけで税金を支払う義務があるのです。自分が名義となっている車検切れの車は、どのような税金が課せられるのかを説明いたします。

車検切れの車にかかってしまう税金

車を所有しているというだけで、たとえ車検が切れていても税金がかかってきます。どのような種類の税金があるのかを確認してみましょう。

自動車税

車検が切れた車でも所有者は、毎年1回地方税を支払う義務があります。廃車手続きや登録抹消をし、ナンバープレートが無い状態であれば支払いの義務はなくなります。ナンバープレートが無ければ当然、車の運転はできなくなりますので「公道を走れない状態の車」ということで税金を支払わなくてもよいのです。

自動車重量税はかからなくなる

車検を通す際に、必ず必要になる税金を「自動車重量税」と言います。自動車重量税は車を購入したときや、車検時にまとめて支払う税金のことです。そのため、車検が切れている車の場合は、税金を支払わなくて済みます。また、車の種類によって決められている自賠責保険も、払わなくてもよくなるのです。

自動車税を滞納したらどうなる?

自動車税は、毎月5月の上旬あたりに納付書が送られてきます。万が一納付書に気がつかなくて、いつの間にか自動車税を滞納していた場合や、手続きが不備だったため納付書が来ない場合はどうなってしまうのでしょうか。

滞納や延滞は罰則がある

延滞の場合は延滞金が上乗せされ、最悪の場合は財産が差し押さえられることもあります。脱税とみなされた場合は、5年以下の懲役または100万円以下の罰金、あるいはこの両方が課せられてしまう可能性もあるのです。

納税を軽く考えてしまうと、あとで取り返しのつかないことになってしまいます。5月下旬を過ぎても自動車税の納付書が届かないとわかった時点で確認を取りましょう。

届かない理由の一つとして、引越しをして新しい住所となったときに、車検証の住所変更が必要となります。この住所変更をしなければ、新しい住所に納付書が届かないのです。普通乗用車であれば陸運局に出向き、住所変更を行ってください。軽自動車の場合は軽自動車検査協会で手続きができます。

自動車税課税保留制度

一時抹消登録をしていない車検切れの車に対し、各都道府県で自動的に自動車税の納税義務の対象から外す制度のことを言います。車検切れの期間によって、納税通知書が自動的に届かなくなるのです。

これは各都道府県により有無があり、対応も異なるため注意が必要です。以下の表から分かるように、それほど、自動車税課税保留制度は行われていません。

都道府県自動車税課税保留制度の有無都道府県自動車税課税保留制度の有無
北海道三重有(前年度末までに車検切れの場合)
青森・宮城・秋田・山形滋賀・京都・大阪・兵庫
岩手県有(前年9月までに車検切れの場合)奈良有(税務署で手続き)
新潟・富山和歌山
石川有(車検が切れて3カ月経過している場合)鳥取・島根・岡山・広島
山梨有(前年度末までに車検切れの場合)山口・徳島・香川
福井・長野・福島・茨城・栃木愛媛・高知
群馬・埼玉・千葉・東京福岡・佐賀・長崎
神奈川有(前年12月までに車検切れの場合)熊本・大分・宮崎
岐阜・静岡・愛知鹿児島・沖縄

自動車税がかかる時期と還付金について

自動車税は、どのタイミングで課せられてくるのでしょうか。また、抹消登録をした際に、どのくらいの還付金がもらえるのかを見ていきましょう。

自動車税はいつかかる?

自動車税は毎年4月1日時点で、車を所有している人に課せられるものです。自動車税の納税通知は4月上旬~5月1日までに届くことが多く、税金の納付は5月31日までの一括納付となります。通知書は登録してある氏名、住所あてに届くため、変更があった場合はすぐに変更手続きをしなくてはなりません。

自動車税の課税を止める方法

車検切れで動かす予定のない自動車をもつ場合、運輸支局または自動車検査登録所での「抹消登録」手続きを行えば、自動車税の課税が止まります。廃車の場合は永久抹消登録にして、いつか動かす予定のある車には一時抹消登録を行うほうがよいでしょう。

抹消登録をするには、車検証などに記載されてる運輸支局で手続きを行います。必要書類を、国土交通省のホームページで確認をしておいてください。

抹消登録で還付金がもらえる

車の抹消登録を行うと、過払いしている分の自動車税の還付も受けられるのですが、抹消登録のタイミングに気をつけなくてはなりません。年度内に抹消登録を行えば、手続きした月の翌月から年度末までの過払い分が還付されることとなっています。

そのため、早めに抹消登録を行うことで、還付される税金の金額も多くなるでしょう。いつまでも車検切れの車を持っていると、その分還付金が少なくなってしまうのです。

車検切れの車は引き取ってもらえる

必要のなくなった車の車検が切れてしまい、廃車するにもお金がかかると悩んでいる人には買取業者に依頼をしてみましょう。

廃車にする前に引き取ってくれる業者を探そう!

車検切れの車を引き取ってくれる店が存在しますが、中古車として価値があれば廃車にせず売却するほうが得な場合もあります。また、車の価値がなくとも無償で引き取ってくれる廃車買取業者もあるため、廃車や買取を希望しているのであれば、そのような業者に依頼をしましょう。

車検切れや廃車買取をしてくれる「カーネクスト」

廃車費用やレッカー移動、解体費が無料となるカーネクストはおすすめの買取業者です。中でも年式の古い車や走行距離の多い車、故障車や不動車までもが0円以上での買取を保証しています。

日本全国無料で陸送対応しており、日本全国どこでも無料で引取ってくれるのです。また、廃車手続きも全て無料で代行してくれ、手間や費用をかけずに廃車可能となるでしょう。

参考:カーネクスト

車検切れの車には早めの手続きを

車検が切れてしまったのに公道で車を走らせていると、違反点6点や30日間の免許停止、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金となります。少しくらいならいいかと思っていたら、あとでとんでもない罰則が課せられてしまいます。

車検切れをした車の今後をどのようにしていくのかを考え、車検が切れた車を放置しないようにしましょう。手続きは早ければ早いほうがよいので、決断をしなくてはなりません。タイミングによっては多くの還付金も戻ってきますので、自分の愛車を最後まで責任持って管理しましょう。