車を廃車する機会は、あまり多くはありません。廃車をする方法や、廃車手続きを行う場所は地域によって異なりますが、それをご存知ないという方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、山口県で車を廃車する時の方法や、廃車手続きを行うところ、廃車する時にどちらの業者へ依頼すると煩わしい手間や労力を掛けずに行うことが出来るのかなどを詳しくご紹介します。山口県で廃車する予定があるという方はぜひ参考にしてみてください。
廃車業者の賢い選び方
鉄道路線の近くに住んでいる場合などは、車を持っていても利用頻度が少ないと感じている方も多いのではないでしょうか?
車に乗り事が少ない場合は、維持費などがもったいなく感じてしまうでしょう。
いざ、車を手放す決断をした際や、車の故障で廃車にしなければならないときにどの廃車業者を選べばいいのか分からないという方が多くなっています。
廃車を依頼する場合には、複数の業者を選択することができますが、賢く選ばないと場合によっては損をしてしまいます。
また、自分で廃車手続きをすることも不可能ではありませんが、デメリットも多くなります。
それぞれの廃車業者の特徴を見ていきましょう。
多くの人が依頼している廃車業者は?自分でもできるの?
多くの方が廃車業者を検討した場合に選択するのは、実際に車を購入した、ディーラーや中古車販売店などでしょう。
買い替えの場合は、新しく車を購入する店舗に廃車依頼をする場合もあり、ものによっては下取りとして利用することも可能になっています。
自分で廃車手続きをすることも可能ですが、手続きにかかる手間や費用を考えるとあまりお勧めできません。
自分で廃車手続きをする
自分で廃車手続きをする際に必要な3ステップはこちらです。
- 車の移送
- 車の解体依頼
- 廃車手続き(書類)
各項目を簡単に説明します。
➀車の移送
自分で廃車手続きをする場合、解体業者への車の移送も自分で行う必要があります。
自走できる車であれば問題ありませんが、故障で動かなくなってしまった車の場合、レッカー車を依頼する必要があります。
レッカー代の相場は10,000~20,000円程度になっていますので、かなり負担が大きくなります。
②車の解体依頼
自分で廃車手続きをする場合でも、車の解体は業者に依頼する必要があります。
個人の自動車解体を請け負っている業者はかなり少なく、仮に見つかった場合でも解体費用の相場は10,000円前後になっています。
車は自分で運ばなければいけませんし、手間や費用の負担が大きくなってしまいます。
③廃車手続き
廃車手続きは山口運輸支局に必要書類を提出し、手続きを行う必要があります。廃車手続きには必要書類を揃えなくてはいけません。
- 印鑑証明書、実印
- 車検証
- ナンバープレート
- 移動報告番号と解体通知日の書かれた書類(手続き前に解体を行った場合)
- 自動車重量税還付申請書
- マイナンバーカード
手続きに必要な書類を用意するには手間や時間がかかりますし、忙しい社会人などにはかなり大変な作業になっています。
自分で廃車手続きをするのはかなりの時間や手間がかかってしまいますので、あまり推奨できる方法ではありません。
廃車手続きの書類作成に関しては行政書士に依頼することも可能になっていますが、行政書士が行うのは書類作成の手続きのみですので、解体手続きや移送などは自分で行う必要があります。また、行政書士に依頼する場合の費用は5,000~15,000円程度が相場になっています。
業者へ廃車を依頼する
自分で廃車をするのではなく、業者へ廃車を依頼する方法もあります。ただし、依頼する業者によって廃車にかかる費用などは異なります。
ディーラーに依頼する
廃車を行う際は車を購入したディーラーに依頼する方が多くなっています。
ディーラーに依頼すれば、廃車の手続きはすべて代行してくれるため、手間は一切かかりません。
ディーラーまでの移送は自分で行う必要があるため、車が自走できない場合は別途レッカー代がかかってしまいます。
ディーラーはあくまでも廃車代行であるため、費用は10,000~20,000円程度かかってしまうため、費用負担は大きいといえます。
車の買い替えの場合下取りも可能ですが、年式が古い車や使い物にならない車は下取り価格が無いに等しくなりますし、場合によっては別途廃車費用がかかってしまうことがあるため注意が必要です。
中古車販売店に依頼する
廃車にする前に中古車買取業者に依頼する方も多いと思います。
中古車買取業者は出張査定サービスなどを行っている業者も多いですし、その場で買取契約が結べれば車を持ち帰ってくれますので、手間や費用負担はありません。
ですが、年式の古い車や自走が難しい車は買取が難しいものが多く、廃車にしなければなりません。
その際は改めて廃車業者を選ぶ必要があり、廃車費用がかかってしまうことになります。
自分の車の年式や状態からあらかじめ買取可能なのか相場はどの程度なのかを調べておくといいでしょう。
おすすめは、廃車買取業者へ依頼する
中古車としての買取が難しい車を持っている方は、廃車を検討しますよね。ですが、廃車を買取してくれる業者があるのをご存知でしたか?
年式が古い車や自走が難しい車も売ることが可能になっています。
また、廃車買取業者はそのほとんどが車を取りに来てくれますので、移送の手間や費用も掛かりません。
廃車買取業者がなぜ廃車を買い取っているのかというと、廃車の中の使用可能な部品をリサイクルしたり、状態がいい車であれば海外で再利用するためです。
環境にも優しいのでとてもオススメなんです。
業者によっては0円以上買取保証などを行っているところも多いですので一度調べてみるといいでしょう。
お金を払って廃車にするのではなく、お金で買取してくれることが強みですよね。廃車に必要な手続きも全て廃車買取業者が行ってくれますので、手間や費用は一切かかりません。
山口県内にも廃車買取業者がありますので、事前にインターネットなどで調べておきましょう。
山口県でおすすめの廃車買取業者
依頼先を悩むというかたへ、その中でもおすすめの廃車買取業者をご紹介します。
山口県の廃車買取のカーネクスト
廃車買取を専門に行っているカーネクストは山口県内だけでなく全国対応の廃車買取業者です。『廃車引き取り費用無料』、『廃車手続き代行費用無料』、『廃車解体の費用は自社で負担』しているため、廃車の費用が一切かかりません。このため、お客様には廃車買取で買取がついた金額をそのままお支払いすることが出来ており、お得に廃車することが出来ています。
山口県について
山口県は、北部、西部、東部、南部の4地域に分けることのできる、人口約135万人の県です。人口数は全国第27位となっています。
山口県内を走行している鉄道はJR西日本、錦川電鉄に加えて、路線バスや高速バスも複数運行しています。
市の北部は中国山地の丘陵地帯であり、人口は南部に集中しています。
山陽自動車道がしないを横断しているので、九州や関西に行くにはとても便利といえるでしょう。
公共交通機関は比較的便利のよい山口県
山口県では、南部に人口が集中していることから、県内での移動範囲がそれほど多くないといえます。路線バスも走行しているため、県内の移動は比較的便利になっています。
県外での移動も鉄道や飛行機などが利用できます。
山口県は車が必要?
山口県民の県内移動手段は住む場所によって異なってくるようですが、車がなくても困らない地域になっています。
2019年の調査では、山口県の自家乗用車の保有台数は1世帯あたり1.237(全30位)となっています。
保有台数も、全国的にみると中間程度で、車の有無のバランスがとれていることが分かります。
山口県のナンバー、運輸支局について
山口県の運輸支局は山口運輸支局のみで、ナンバープレートは山口・下関ナンバーとなっています。
山口運輸支局の情報
- 場所:山口県山口市宝町1番8号ご自由にどうぞ
- アクセス:JR新山口駅下車 JR新山口駅前(在来線北口)から防長交通バス「スポーツの森行」「県庁前行」で大橋下車、徒歩3分 または JR山口線湯田温泉下車(約2㎞)、徒歩25分
山口ナンバー
山口ナンバーの管轄区域は宇部市、山口市、萩市、防府市、下松市、岩国市、光市、長門市、柳井市、美祢市、周南市、山陽小野田市、大島郡、玖珂郡、熊毛郡、阿武郡となっています。
山口ナンバーの自動車の自動車登録や廃車等の手続きは、山口運輸支局で行う必要があります。
下関ナンバー
下関ナンバーはいわゆる特定地域名をナンバープレートに記載するご当地ナンバーです。
管轄地区は下関市ですが、登録や廃車は山口市にある山口運輸局で行います。