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車から異音がする原因と対処法|買い替えのポイントも紹介

車は長く使っていると故障は付き物で、どれだけ丁寧に扱っていても最後には必ず壊れてしまいます。できるだけ長く使うには、完全に故障してしまう前に、素早くメンテナンスや修理をすることが大切です。不具合を見抜くには、車から発せられる異音に耳を傾けましょう。

普段とは違う音がしているなら、何らかの不具合を抱えている可能性が高いです。どのような音がするかで不具合の内容や程度は違いますが、すぐに対処すべき点は共通しています。異音から車の異変を察知して、素早い対処を心がけましょう。

車の異音の原因とそれぞれの対処法

車から異音がする場合は、故障や不具合が発生しているという合図ですが、問題は何が原因で音がしているのかということです。異音がする場合は原因を確かめ、それぞれに合った対処法を講じなければなりません。

異音がすると不具合があるという点は共通していますが、実際にどこにどのようなトラブルを抱えているかは違います。異音の種類と原因、それぞれの対処法を知って、不測の事態にも上手に対応しましょう。

キンキンという金属音がする場合

キンキンという金属音は、エンジントラブルが起きている可能性が高いです。特にエンジンが焼き付きを起こしている時に金属音が発せられやすく、そのまま使用を続けていると、完全にオーバーヒートして使い物にならなくなってしまいます。

金属音はエンジンの温度が上がるにつれて大きくなるので、少しでも異変を感じたなら、すぐに業者に見てもらうことが大切です。完全にオーバーヒートを起こしてしまうと、場合によっては発火し、ガソリンに引火して重大な事故を引き起こす危険性もあります。

音が大きくなってきた場合は、業者に引き取りを依頼して、エンジンをかけずに動かすようにしましょう。エンジンが故障して載せ替えになると、30~50万円程度、場合によっては100万円以上かかるので、早めに対処するに越したことはありません。

ゴロゴロという重たい音がする場合

ゴロゴロという重たい音も、エンジントラブルの可能性が高いです。ゴロゴロという音はエンジンオイルが不足している時になりやすく、液漏れしていたり、温度上昇で金属が解けていたりするので注意しましょう。

特にアクセルを踏んだ時に音がしやすく、油圧の警告ランプが点灯しているなら、オイル不足の可能性が高いです。オイルが不足したままで使用していると、金属の溶け出しが加速し、エンジンが故障する危険性があるので注意しましょう。音がしたならすぐに使用を停止して、業者に状態を見てもらうことが大切です。

走行中にキュルキュルという音がする場合

走行中に鳴るキュルキュルという音は、タイミングベルトやファンベルトが原因の可能性が高いです。これらは使い込みや経年によって劣化し、緩みやすくなります。各種ベルトが緩んでいたり、消耗して摩耗していたりすると、音がしやすいため注意が必要です。

これらは走行距離が長いほど消耗が速く、タイミングベルトの場合は10万kmが交換の目安と言われています。消耗した部品を交換することで異音は解消できますが、部品代が高価になりやすいので注意が必要です。

また、キュルキュルという音がするということは、長く使い込まれている証拠でもあります。ベルト以外の部分でも消耗が進み、不具合が発生している可能性も高いので、一度全体的に念入りに点検してもらうのが良いでしょう。

エンジンからポコポコという音がする場合

エンジンからするポコポコという音は、エンジンの点火プラグが原因です。点火プラグが正しく作動していないと、エンジン部から変わった音がするので注意しましょう。エンジンがかかるならそのまま使用は可能ですが、放置するのは良くないので、点火プラグは交換が必要です。

ガラガラという甲高い音がする場合

ガラガラという甲高い音は、エンジントラブルが発生している可能性が高いです。エンジン部でも冷却を司るウォーターポンプの不具合の可能性が高いでしょう。

ウォーターポンプは冷却装置のため、これが正しく作動していないと、エンジンの温度が上がり続け、焼き付きを起こしてしまいます。早期故障にも繋がりかねないので、速やかに使用を停止して、点検整備をしてもらいましょう。

マフラー部分からバラバラという音がする場合

マフラー部分からバラバラという音がする場合は、マフラーが壊れている可能性が高いです。通常時でもマフラーからはある程度の音はしますが、不具合を抱えている際は排気音が大きくなる、あるいは通常とは違った音がします。

普段の音をしっかり覚えておくことが、不具合の早期発見に役立ちます。バラバラという音は、マフラーに穴が開いている可能性が高いです。穴が開いた状態で使い続けていると、上手く排気ができずに、熱を持ってしまいます。

さらに損傷が広がる場合もあるので、素早く対処しなければなりません。マフラーは修理か交換での対応が可能で、早いうちなら溶接で直すことができ、費用も安く抑えられます。

修理するか買い替えか迷っている人は

車から異音がする場合は、何らかの不具合を抱えているので素早く修理することが大切です。早期発見して修理することで、不具合にも素早く対処できますが、故障をひとつのきっかけに買い替えを検討する人もいるでしょう。

基本的には早期発見して修理することで、被害を最小限に抑えて低コストで直せます。しかし、場合によってはひどくなるまで異音に気が付かなかったり、そもそも初期段階の時点から修理に費用がかかるということもあります。

不具合があるからといって、必ずしも修理が賢明とは言えず、場合によっては手を加えず、そのまま処分したほうが良い場合もあります。車に異音がして不具合を発見した場合、修理と買い替えどちらにすべきか、選択のポイントを知っておきましょう。

どちらのメリットが大きいか考えてみよう

修理か買い替えかを選ぶ際には、どちらが自分にとってメリットになるかを考えることが大切です。修理の場合は愛着のある車に継続して乗れ、かつ買い替えよりも費用が安く済みやすいのがメリットです。また、車の処分から新しい車の購入と、余計な手間がかからないことも魅力でしょう。

買い替えの魅力は、不具合に悩まされることなく車が使えることで、メンテナンスが不要な分、維持費もかかりづらいことです。長く使っていると一カ所直してもまた別の場所が不具合を起こし、修理が必要になるということもあります。

単発の修理でも、不具合の箇所や程度によっては、数十万円以上かかる大きな負担になることも多いです。金銭的なメリットや思い入れの強さなどを考慮して、より納得できるほうを選ぶことが大切です。

廃車買取ならお得に車を処分できる

異音がし、不具合を抱えている車でも、廃車買取ならお得に処分できます。廃車買取は状態が悪くても積極的に買い取ってくれるケースが多く、少なくとも費用なしで処分できます。

買い替えの際には持っている車の処分費用がネックになることも多いので、少しでもお得に手放す方法を知っておくのは大切です。処分時に得られる利益も考慮して、修理と買い替えどちらにすべきか考えましょう。

廃車買取に特化した業者を選ぶ

異音がする故障車をスムーズに処分するには、廃車買取に特化した業者を選ぶことが大切です。買取業者の種類は多く、それぞれで得意分野が異なります。

通常の中古車買取業者だと、故障車は買取を拒否されたり、処分の費用を請求されたりすることも多いです。少しでもお得に処分するためには、利用する業者を慎重に選ぶことが大切です。

廃車買取ならカーネクスト

カーネクストは故障車や不動車でも積極的に買い取っており、0円以上での買取も保証してくれます。不具合があっても、分解して使えるパーツを見つけて評価してくれるので、場合によっては思わぬ高額査定が期待できるでしょう。

また、車両引き取りも無料なので、動かせない状態にある車でも安心です。廃車手続きの代行も無料で、コストをかけずに処分したい人にはうってつけです。

参考:カーネクスト

車の異音に素早く対処しよう

車を運転すると少なからず音がしますが、そこに普段とは違う異音が混ざっている場合は注意が必要です。異音は不具合を抱えている証であり、故障前の警告音と捉えましょう。異音がするなら音の特徴から原因を特定し、不具合に合った対処法を取ることが大切です。

また、故障を発見した場合、修理か買い替えかの検討も重要です。状態に合った適切な方法を選び、異音にも上手に対処しましょう。