車を売るなら個人売買と業者、どちらを選ぶべき?

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近年、オークションサイトやフリマサイトの普及により、車の個人売買が広まりつつあります。
業者を通さず個人売買で車を売却すれば中間費用が発生しないため、車買取業者に車を買い取ってもらうよりも高値で売れる可能性があります。
しかし、個人で車を売却するにはリスクも伴います。

ここでは、車の売却でよく起こるトラブルを、個人売買と車買取業者に売却した場合の両方から見ていきます。
個人売買と車買取業者、どちらで車を売却するべきかの参考にしてみてください。

トラブル1.代金が支払われない

車の売却でよく起こるトラブルの一つに、買取代金が支払われないというものがあります。
車を手放したにも関わらず、代金が支払われなかったら…という不安は、車の売却につきものかもしれません。
このトラブルは、個人売買と車買取業者、どちらの方がリスクが少ないのでしょうか。

個人売買では買い手と連絡がつかないことも

オークションサイトやフリマサイトを介した個人売買で車を売却する場合、出品者が代金を振り込まれたことを確認しなければ商品が発送されないなどのシステムを取っているところが多いため、こういったトラブルに発展することはあまりないかと思います。
しかし、こういったサイトなどを介さずに、完全に個人的にやり取りをする場合、入金がないまま購入者と連絡が取れなくなる・入金したという虚偽の報告を受けるなどといったトラブルに発展する可能性があります。
こういったケースでは、そのまま買い手と連絡が取れなくなってしまうケースがほとんどです。
個人売買でこのようなトラブルに発展した場合、警察へ届け出る必要がありますが、売買契約の証拠の有無によっても届け方が異なるため、一度近隣の警察署に相談してみることをおすすめします。

車買取業者は代金の未払いはほぼない

車買取業者に買取を依頼した場合、買取金の支払いが行われないということはほとんど考えられません。
特に大手車買取業者の場合は、そのような対応をしたらすぐにその評判が広まり、その業者の営業に支障が出るためです。
もしも、支払予定日までに入金がない場合は、すぐに車買取業者に連絡を取って確認するようにしましょう。
振込先を間違えていたり、入金を忘れている可能性があります。
しかし、車買取業者から買取金が支払われる気配がないという場合は、国民生活センターに相談するようにしましょう。

トラブル2.名義変更が行われない

売却した車の名義変更がきちんと行われていなければ、自分の手元を離れた車の自動車税を払い続ける義務が発生してしまいます。
また、名義変更されないまま車が犯罪に使われてしまった場合、車の責任は名義人にあることになるため、犯罪に巻き込まれこまれてしまう可能性もあります。
この名義変更は個人売買と車買取業者で、それぞれどのように行われるのでしょうか。

個人売買では契約書を用意しておくのが安心

車の個人売買を行った場合、明確に決まりはありませんが、買い手側が名義変更を行うことがほとんどです。
しかし、自動車税の支払い義務は車の名義人に発生するため、名義変更をなかなか行わない悪質な買い手も存在します。
そういったトラブルに発展しないよう、自動車税をどちらがどれだけ負担するのか、名義変更をいつまでに行うのかなどを、きちんと契約書などに明記しておくことが重要です。

また、名義変更を買い手が行う場合でも、売り手側も売却に必要な書類を用意しておく必要があります。
買い手がスムーズに名義変更を進められるよう、余裕をもって書類を準備しておくようにしましょう。
必要な書類については、車の個人売買に必要な書類や手続きとは?をご覧ください。

車買取業者には廃車証明書類を要求することができる

車買取業者に車を買い取ってもらった場合、車を業者に引き渡した後、業者が名義変更の手続きを行います。
当然、車買取業者にはきちんと名義変更を行う義務があります。
この名義変更も買取金と同様、車買取業者の評判に大きく関わることになるため、行わないということはまずないでしょう。

車買取業者は、廃車手続きが完了したことを証明する書類を所持しているはずなので、きちんと名義変更が行われたかどうかが不安な場合は、この書類が欲しいと申し出ましょう。
しかし、名義変更を行わないような悪質な業者も中には存在します。
そういった場合は一度業者に確認し、きちんと応じてくれないようであれば、警察に相談するようにしましょう。

トラブル3.売却後に故障が判明した

売却する車は新車ではなく、自分が乗った後の中古車であることがほとんどですよね。
中古車である以上、売却した後に車が故障するというリスクがあります。
では、売却後に車が故障してしまった場合、個人売買での売却と車買取業者への売却ではどのような違いがあるのでしょうか。

個人売買では契約取り消しのリスクも

個人売買で車を売却する場合、売却前に車の整備などを自分で行い、車の状態に問題がないかを確認することが重要です。
しかし、どんなにしっかり確認を行っていても、売却後に故障するリスクは避けられません。
そういった場合、買い手から契約を取り消されてしまうなどのトラブルに発展する可能性があります。
こういったトラブルを少しでも避けるために、劣化している部分や整備内容、事故歴などは全て事前に詳しく伝えておくようにしましょう。

業者の買取では自分で責任を負う必要はない

車買取業者に車を買い取ってもらう場合も、個人売買の時と同様、車の情報は偽りなく業者に伝えることが重要です。
また、二重査定や査定後の減額がないことを明言している車買取業者を選ぶことがポイントです。
こういった業者であれば、虚偽の申告をしていない限り、契約を結んだ後に減額されることはありません。
中古車として販売された後に車の故障が判明しても、責任は車を販売した業者にあることになります。
車買取業者に車を売却した以上、自分で責任を負う必要はないため安心です。

トラブル4.輸送にかかる費用

個人売買で車を売却するのと、車買取業者に車を買い取ってもらうのとでは、車の輸送にかかる費用が大きく異なります。
トラブルに発展することも多い輸送費用について、詳しく見ていきましょう。

個人売買では輸送費用が高額になることも

個人売買で車を売却する場合、車両を引き渡すための輸送費用が高額になってしまうことが考えられます。
名義変更が済んでから車を引き渡すのが一般的ではありますが、もう車の所有者ではない売り手が、買い手のところまで車を運転していくのは避けたいところです。
買い手が車を引き取りに来ることができれば一番いいですが、遠方に住んでいる場合、そうはいかないことも多いですよね。
そういった場合は、輸送業者に依頼することがほとんどです。
しかし、距離が遠ければ遠いほど輸送費用は高額になります。

個人売買での車の輸送費用は盲点になりやすく、どちらが輸送費用を支払うのかなどをあらかじめ決めておかなければ、トラブルに発展するケースもあります。
トラブルを避けるためには、輸送費用などを計算した上で、契約書などにきちんと明記しておくようにしましょう。

業者の買取では自分で負担する必要はない

車買取業者に車を買い取ってもらおうと思った場合、近くに店舗がある業者を選ぶことがほとんどかと思います。
車買取業者に買取を依頼すれば、自分が車の輸送費を負担することはまずありません。
指定した場所まで車を引き取りに来てくれる業者が多く、名義変更も業者が車を引き取った後に行うため、自分で店舗まで車を持ち込むこともできるからです。
また、全国対応の車買取業者を選べば、近くに店舗がなくても引き取りを依頼することができます。
電話一本でどこでも無料で引き取りに来てくれるような車買取業者も存在しているため、そういった業者を選ぶことをおすすめします。

高く買い取ってくれる車買取業者を選ぶなら?

個人売買で車を売却するよりも、車買取業者に車を買い取ってもらう方が、トラブルが起こるリスクを抑えることができます。
しかし、それでも高く売れるということを考えると、個人売買の方がいいのでは…と思う方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、車を高く買い取ってくれる車買取業者の特徴をご紹介します。

海外への販路を持つ車買取業者

数ある車買取業者の中から、高く買い取ってくれる車買取業者を選ぶなら、海外に販路を持っている業者を選ぶことをおすすめします。
低年式・過走行の車は、日本国内ではほとんど需要がなく、中古車として売ることが難しいです。
しかし近年、日本車の需要は海外で高まっており、低年式や過走行の車であっても、海外では高値で売れることも珍しくありません。
そのため、海外への販路を持つ車買取業者であれば、高値で車を買い取ってくれる可能性が高いのです。

廃車買取業者に依頼する

車を売ると言ったら、まず中古車買取業者が浮かぶかと思います。
しかし、中古車買取業者ではなく、廃車買取業者に買取を依頼することで、車がより高く売れることもあります。
廃車買取業者であれば、車を中古車としてだけでなく、パーツとしての価値まで見てくれます。
そのため、中古車として販売することができず解体するような車であっても、廃車買取業者であればパーツとして再販することができ、高値で買い取ってくれる可能性があります。

カーネクストがおすすめ

カーネクストは廃車を専門的に買い取っているため、中古車としてだけでなく、パーツの販路も豊富に持っています。
そのため、エンジン以外の部分に不具合があったとしても、高値が付く可能性があります。
また、海外への独自の販路も持っているため、日本国内の価値だけでなく、海外へ輸出した際の価値まで考えて査定をしてくれます。
査定から契約まで全て電話一本で完結し、車のある場所まで無料で引き取りに来てくれるので、店舗の有無や場所を気にする必要がなく、気軽に買取を依頼することができます。

まとめ

車を売却する際に起こりやすいトラブルについて、個人売買で売却した場合と車買取業者に売却をした場合で比べてみました。
業者を挟まない分、個人売買の方が高く売れる可能性はありますが、車の売却には様々な手続きが必要となり、配送費用なども必要となります。
車を売却する際のトラブルを最小限に抑えるためには、車買取業者に依頼する方が安全だと言えるでしょう。
売却先の車買取業者をきちんと選べば、車を高く売ることが可能です。

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