車を買い替えるタイミングは数多くありますが、特におすすめなのが子供が生まれる前です。子供が生まれるとライフスタイルは大きく変化し、車に求める機能や性能もこれまでとは違ってくるでしょう。子供が生まれることを見越して買い替えるなら、どのような点に注目すべきか知っておくことが大切です。
子供が生まれた時の車種選びのポイント
子供が生まれたなら、車もそれに合わせて変化させなければなりません。新しい車に買い替える際には、重視すべきポイントが3つあり、それらを踏まえて選ぶとより便利に使いやすいでしょう。
子供が生まれると生活環境は一変するので、どのような変化が起きるかをイメージしながら、選ぶことが大切です。
車内空間はなるべく広い方が良い
子供が生まれると乗車人数が増えるので、車内空間は広めのものを選んだほうが良いでしょう。また、小さいうちはチャイルドシートを設置しなければなりませんし、大きくなると今度はレジャー用品といった荷物が増えることもあります。
また、子供が車に乗らない場合でも、買い物に車を使うなら、多くの荷物を載せられるよう、できるだけスペースが取りやすいもののほうが良いです。
子供がひとり増えるだけでも必要なスペースは格段に広がるので、余裕を持って少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。3列シートの大きい車なら、車内空間はゆったりしていてさらに人数が増えても問題なく、長く使えて便利でしょう。
便利で子育てママに人気のスライドドア
通常の引き戸タイプではなく、横向きに開くスライドドアもおすすめです。スライドドアだと、狭い場所でもドアの開け閉めがしやすく、子供の乗り降りもさせやすいでしょう。また、子供がひとりで降りる時に、ドアを大きく開けて隣の車を傷つけてしまうということもあります。
車によっては電動で開くものもあり、これなら荷物で両手がふさがっていてもスムーズに開けられるので、さらに便利でしょう。ドアの開け閉めは意外にストレスになりやすいので、細部までこだわって選ぶことが大切です。
家族の人数や維持費を考えて車種を選ぶ
大きめで多機能なら子供が生まれても便利に使いやすいですが、反面コストが高くなりやすいので注意が必要です。子供が生まれると出費も増えるので、節約のために機能を最低限に抑えるのも考えたいポイントです。
オーバースペックにならないよう注意が必要で、乗車人数や使用目的を考え、維持費も計算した上で車種を選びましょう。例えば夫婦2人と子供1人なら、軽自動車でも問題なく使えます。さらに人数が増えるならコンパクトミニバンやミニバン、もっと増えるならワゴンと段階的に大きくするのもひとつの方法です。
年間の維持費は車種ごとに違い、サイズが大きいほどコストも上がるので、長期的な費用とも相談しながら、無理のない範囲で選びましょう。
子育て世帯におすすめなファミリーカー
実際にファミリーカーではどのような車種が人気なのかを知り、購入時の参考にするのもおすすめです。ここではスライドドア機能を搭載したモデルを4つご紹介します。
車種ごとに細部の特徴は異なるので、細かい違いにも注目し、より自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
ダイハツ タント
ダイハツのタントが、スライドドアで開くだけではなく、運転席と乗車席のドアを完全に開け放てます。これは「ミラクルオープンドア」という独自の技術であり、乗り降りや荷物の載せ替えが、より便利にできるでしょう。
また、安全性能も優れており、先進技術搭載で、より安全に運転できるので、小さな子供がいても安心です。
ダイハツ ムーヴ キャンバス
ダイハツムーヴのキャンバスは、両側でスライドドアを搭載しているのが特徴です。左右のどちらからでも乗り降りがしやすく、両側に子供を乗せていても安心でしょう。
後部座席の下にはラグボックスがあり、収納性が高いのも特徴です。コンパクトながらも荷物がしっかり載せられるので、買い物の量が多くなりそうな人にもおすすめです。
トヨタ シエンタ
トヨタのシエンタは、多彩なシートアレンジが特徴です。3列シートで広々使えるのはもちろん、アレンジ次第でさらに自由度は増します。
最大7人乗りで子供がさらに増えても安心で、複数世代での使用にもおすすめでしょう。コンパクトミニバンの中では特に人気が高く、多くの人に選ばれていて信頼できるモデルです。
ホンダ ステップワゴン
ホンダのステップワゴンは、両側にスライドドアを搭載しているだけではなく、後ろのドアは横と縦、どちらの方向からでも開けられます。
また、3列シートなので車内空間はゆったりしており、乗車人数が増えても安心です。ターボエンジンは燃費が良く、同じグレードの車より自動車税も安いので、経済面でもおすすめなモデルです。
子供が生まれる時に車をお得に買い替えるには
車の買い替えはできるだけお得に行うことが大切で、今後出費が増えることも考えると、金銭的な部分は特に重要視しなければならないでしょう。
子育てに適した車を選ぶことはもちろん、古い車をいかにお得に処分できるかを考える必要があります。お得な買い替えを実現させるためにも、車の処分方法を工夫しましょう。
現在所有している車を売却する
少しでもお得に買い替えるには、手持ちの車は売却で処分するのが基本です。解体処分も可能ですが、この場合費用がかかるばかりで損をすることがほとんどです。車の状態によって査定額は左右されますが、どれだけボロボロでも業者選びさえ間違えなければ、売却はできます。
また、新車の購入を予定していて、手持ちの車もそれなりに綺麗なら、ディーラーに下取りに出すのもひとつの手です。下取りの場合査定が厳しく金額が下がりやすいですが、綺麗な車なら高く評価してもらえることもあります。何よりスムーズに買い替えやすいので、状況に合った方法を選びましょう。
廃車買取ならお得に車の買い替えができる
古い車やボロボロの車は、買取査定で価値がないと判断されることも多いです。しかし、廃車買取なら状態が悪くても売却可能で、思わぬ値段をつけてもらえる場合もあります。
買取を拒否されたからといって諦める必要はないので、状態が悪いなら廃車買取業者を利用し、少しでも資金化して売却しましょう。
廃車買取に特化した業者を選ぶ
状態が悪くても、廃車買取業者なら売却は可能です。しかし、業者の数は多く、それぞれでサービスも違うので、業者ごとの特徴は正しく把握しておかなければなりません。利用先は念入りに選定して、廃車買取に特化した、本当にお得に売却できる業者を選びましょう。
廃車買取ならカーネクスト
カーネクストは廃車買取に特化しており、古い車や過走行車、故障車でも0円以上で買い取ってくれます。また、車両の引き取りや廃車手続きの代行までやってくれるので、処分に手間がかからないのも魅力でしょう。
これらのサービスは全て無料で、余計なコストをカットできる分、実質の買取金額も高くなります。コストを抑えて確実に資金化したいなら、カーネクストはうってつけの業者です。
子供が生れる前に車の買い替えを検討しよう
子供が生まれるタイミングは、買い替え時期に非常に適しています。ライフスタイルの変化に合わせた買い替えはおすすめで、将来の生活をイメージして選ぶことが大切です。
子供が生まれてからだとバタバタしやすいので、生まれる前に買い替えて、新しい生活をスムーズに送れるよう準備しておきましょう。