車はいずれ使えなくなり、いつかは買い替えなければいけない時があります。しかしそれがいつなのかを見極めるのは難しく、飽きたと感じるまでひとつの車に乗り続けている人もいるでしょう。
買い替えはいつ行うかが重要で、タイミング次第で損得は違ってきます。自分にとってベストなタイミングを見つけ、上手に手放すことを考えましょう。
飽きたと感じる車を買い替えるメリット
車を買い替える理由は人によって違いますが、中には同じ車に乗り続けて、飽きたことが原因の場合もあるでしょう。
車の買い替えは大きな選択なので、飽きたからといって簡単に行えるわけではありませんが、実はメリットも隠されています。どのようなメリットがあるのかを知り、飽きるまで乗った車を手放すプラスポイントを把握しておきましょう。
維持費がかからなくなる
車を保有するには維持費がかかり、手放すことでこのコストから解放されます。買い替えるなら、また維持費はかかりますが、新しい車にすることで、維持費は格段に下げることができます。飽きたと感じるまで乗っているということは、かなり長い年数使っており、各部位が故障、劣化していることも少なくありません。
不具合が多くてメンテナンス費用がかかったり、燃費性能が落ちてガソリン代が高く付いたりすることも多く、買い替えるとこれらのコストを下げられます。買い替えるのが新車の場合は特にメリットが大きく、続けて車を保有する場合でも、一定期間ごとに買い替えたほうが、維持費が安くなることは覚えておきましょう。
買い替えの資金にできる
飽きたと感じる車でも、売却すればそれなりの価値になることは多いです。少しでも資金化できるなら、買い替え時の資金に充当でき、新たに購入する車の選択肢も広がります。
もちろん車の状態次第ではそれほどの価値にならないこともありますが、それでも費用をかけて処分するよりはましです。手放し方次第では長く乗った車でも好条件で売却できるので、買い替えもさらにしやすいです。
車を買い替えるのに適切な時期
飽きたという理由で車を買い替えても問題はありませんが、その時の気分だけで決めてしまうと、失敗することも少なくありません。買い替えでは大きなお金が動くので、直感で決めず、いつがベストなのかよく考えてからの行動が大切です。
買い替えに適したタイミングは複数あるので、その中から特におすすめの3つを知り、意思決定に役立てましょう。
車の評価が最も高い3年目
売却によって買い替え資金をより充実させたいなら、3年目までに売るのがおすすめです。これは新車登録後、最初の車検を更新する前で、この時期ならリセールバリューもほとんど下がらず、かなり高値で売却できるでしょう。
新車から3年程度なら、ほぼ新車も同然の場合が多く、価値もほとんど下がっていないので、好条件で売りやすいです。もちろん使い方によっては劣化が進んでいることもありますが、それでも年式が新しいのは大きなプラスポイントで、査定額は高水準をキープしやすいです。
3年ごとの買い替えだと頻度が早く、金銭的な負担が重くなるケースもありますが、リセールバリューが高いなら費用回収も十分できます。早いペースで買い替えると飽きたと感じづらいので、常に新しいものに乗りたい人におすすめです。
買い替えのコスパが良い5年目
3年での買い替えでは早く、金銭的な負担が大きいなら5年ごとがおすすめです。5年での買い替えなら、価値もそれほど下がっておらず、金銭的な負担もそれほど大きくないので、バランスが良いでしょう。
リセールバリューを期待するなら、5年目までが勝負で、以降は一気に価値が下がってしまうので注意しなければなりません。少しでも高値で売りたいなら、あまり年数が経過しないうちに手放すのが鉄則です。
税金の負担が重くなった時
飽きたと感じても構わないなら、税金が増税される13年目まで乗るのもひとつの手です。自動車税と重量税は、13年目以降引き上げとなり、さらに重量税は18年目でもう一段階引き上げられます。税金が上がった以降も乗り続けるのは、金銭的なデメリットが大きく、よほどの愛着がない限りおすすめできません。
基本的な維持費が上がり、負担が大きいので、増税前の買い替えがおすすめでしょう。また13年目以降に増税となるのはガソリン車で、ディーゼル車は11年目以降から自動車税は高くなるので、この違いにも注意しなければなりません。
飽きた車を買い替えのために手放す方法
車を買い替えるには、まずは手持ちの車を手放す必要があります。飽きた車でも、人にとっては価値がある場合も多いので、需要は必ず存在します。需要がある以上、引き取り手はい存在するので、どのように手放すのか、おすすめの方法を知っておきましょう。
家族や親戚に譲渡する
飽きたからといって、車が全く使えないわけではなく、問題なく使える場合も多いでしょう。単に自分が飽きただけで性能面に問題がないなら、親族や友人に譲渡するのがおすすめです。特に親族の場合、住所が同じなら名義変更するだけで簡単に手放せ、その後何らかのトラブルがあってもすぐに対応できます。
名義変更せずに、使わせるという方法もありますが、何かあった時には名義者も責任を被るので、余計なことに巻き込まれたくないなら、親族でも名義変更しておきましょう。
中古車買取店に売却する
飽きた車でも売却は可能で、中古車買取店なら、好条件で引き取ってくれる場合もあります。ただしどれくらいで売れるかは車の状態によって変わり、かなり使い込んだ車だと査定額は下がりやすいので注意しましょう。
状態の良いものなら高値で売れることも多いですが、飽きるまで乗った使い込みの激しい車だと、業者によっては全く値を付けない可能性もあるので注意が必要です。
飽きた車をお得に売却するには
飽きた車でも、せっかく手放すなら少しでもお得になったほうが良いでしょう。長く乗った車ほど状態が悪いことも多く、売却時の条件は不利になりやすいです。
しかし、売却方法を工夫すると、不利な条件もひっくり返すことができ、有利に売れることも少なくありません。少しでもお得に売るにはどのようにすべきか、上手な売却方法を知っておきましょう。
下取りではなく買取を選ぶ
買い替えの場合、売却の選択肢は「下取り」と「買取」に分けられますが、おすすめなのは買取です。下取りは古い車の処分から新しい車の購入までスムーズにできて便利ですが、反面査定額は下がりやすいです。
買取なら状態の悪い車に特化した業者もおり、下取りで値が付かない車でも高値で引き取ってくれることもあります。金額的な条件の良さを求めるなら、圧倒的に買取がおすすめです。
カーネクストに売却を依頼する
カーネクストは長く走った車や古い車、故障車まで買取対応をしていて、どれも0円以上で買い取ってくれます。飽きるまで使い込んだ車でも少なからず値をつけてもらえますし、場合によっては高額査定が期待できることもあるでしょう。
また、査定や車両の引き取り、廃車登録の手続き代行まで、処分に関する費用はかかりません。コストゼロで査定額分丸々プラスになるので、よりお得に売却できます。
参考:カーネクスト
車に飽きたら高値での売却を目指そう
車は飽きるまで乗ったなら十分で、買い替えを検討しても問題ありません。買い替えるなら少しでもお得になるよう工夫がすべきであり、手持ちの車をいかに高く売れるかが勝負のポイントです。飽きた車でも方法次第では高く売れるので、高額売却を目指し、よりお得に車を買い替えましょう。