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ぐんまちゃんも登場!令和5年10月交付開始の地方版図柄入りナンバープレートとは

国土交通省は令和5年8月8日に、10月23日(月)から新たに交付される「地方版図柄入りナンバープレート」の10地域のナンバープレートデザインを発表しました。

新たに交付開始する地方版図柄入りナンバープレート

地方版図柄入りナンバープレートとは、地域の風景や観光資源をデザインしたナンバープレートのことです。2023年8月現在は全国58地域に住む人を対象として、それぞれの地域をイメージしたデザインのナンバープレートが交付されています。令和5年10月に新たに交付が開始される10地域について、こちらでご紹介します。

新たに交付開始する地方版図柄入りナンバープレートは10種類

令和5年8月8日にデザイン決定が発表された、令和5年10月から交付が開始される地方版図柄入りナンバープレートの導入地域は、都道府県全域を単位とする図柄が5地域と、既存のナンバー名を単位とする図柄が5地域です。

都道府県の全域を単位とする図柄
秋田県
栃木県
群馬県
東京都
沖縄県
既存のナンバー名(管轄)を単位とする図柄
いわき
那須
岡崎

広島

新たに交付開始となる都道府県の全域を単位とする図柄入りナンバープレート

今般の地方版図柄入りナンバープレートの交付開始とともに新設されたのが、前項でご紹介した「都道府県の全域を単位とする図柄入りナンバープレート」です。
これまでは、地方版図柄入りナンバープレートというと管轄地域のみの対象ナンバープレートのみとなっており、対象地域にお住いの方でなければ図柄入りナンバープレートを選ぶことは出来ませんでした。しかし、今般から新設された都道府県の全域を単位とする図柄入りナンバープレートは、都道府県内すべての市区町村が対象地域となりますので、秋田県、栃木県、群馬県、東京都、沖縄県で新たに交付開始されるナンバープレートについては、使用の本拠の位置の管轄地域が、同都道府県内であれば申し込みが可能となっています。

新たに交付開始の既存のナンバー名を単位とする図柄入りナンバープレートの対象地域はどこ?

【いわき、那須、岡崎、堺、広島】の既存のナンバー名を単位とする図柄入りナンバープレートについては、対象となる管轄地域が決まっています。

ナンバー名対象地域
いわきいわき市、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、小野町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村
那須大田原市、那須塩原市、那須町
岡崎岡崎市、額田郡(幸田町)
堺市
広島広島市、呉市、三次市、庄原市、大竹市、東広島市、廿日市市、安芸高田市、江田島市、府中町、海田町、熊野町、坂町、安芸太田町、北広島町

申し込み受け付けはいつから?

交付開始予定日は10月23日(月)、事前申し込み開始日は9月25日(月)予定となっています。また、交付料金は8月下旬に公表予定です。

地方版図柄入りナンバープレートへの変更方法

地方版図柄入りナンバープレートは、お住いの地域の”走る広告塔”として地域の魅力を全国へ発信し、地元を応援する取り組みの一つです。地方版図柄入りナンバープレートのフルカラー版を交付するには、交付料金にさらに1,000円以上の寄付金が必要となっており、その寄付金は導入地域の交通改善や観光振興に活用されます。

新車に取り付けるナンバープレートに、地方版図柄入りナンバープレートを選択することも可能ですが、管轄地域を使用の本拠地とされているのであれば、使用中の車であっても、ナンバープレートの取付変更は可能なため、通常の白地のナンバープレート(普通自家用車)から図柄入りナンバープレートへ番号そのままで変更ができます。

番号そのままで図柄入りナンバープレートへ変更する方法

自動車の車両登録番号(ナンバープレート番号)は変更せずに、ナンバープレートだけを変更する場合の変更方法について解説します。

図柄入りナンバープレートへの交換申し込みができる対象車両は、登録自動車の自家用車・事業用車、および軽自動車の自家用車のみです。

1.図柄ナンバー申込サービスのサイトへアクセス

現在の通常の無地ナンバープレートから、番号そのままで図柄入りナンバープレートへの交換を希望する場合、まずは交換申し込みを行います。交換申し込みは、図柄ナンバー申込サービスのウェブサイトから行います。

2.申込フォームへ入力

ウェブサイトの申込フォームへ進むと、連絡先情報・自動車種類・自動車情報の入力をまず行います。お手元に車検証を準備しておくとスムーズでしょう。その後、地方版図柄入りナンバープレートのフルカラー版を希望される場合は寄付金が必要となりますので、寄付の目的や趣旨に賛同されるかどうか確認してください。確認後、交換を行うナンバープレートを選択し申し込みます。送信されると、登録したメールアドレスへ受付メールが届きます。受付メールの内容を最終確認できたら、申込状況照会から申し込みを完了します。

3.寄付金と交付手数料の支払い

ウェブサイトでの申込が完了したら、寄付金(フルカラーの場合)と交付手数料を支払います。寄付金と交付手数料の支払い方法は、ペイジー(ATM振込)、ペイジー(インターネット振込)、銀行振込、郵便振替、現金書留のいずれかで可能です。予約センターで交付手数料等の入金が確認されると、入金確認メールが届きます。

4.交付可能期間内に交付申請書を印刷して受取へ

入金確認後、現在(令和5年年8月)は目安12日程度で交付可能期間となっています。交付可能期間は、入金確認メールにて通知されますので必ず確認しましょう。交付受取には、図柄ナンバー申込サービスのウェブサイトの申込状況照会から、交換申請書をダウンロードし印刷を行い持参します。(印刷を行わない場合は、運輸支局または軽自動車検査協会に行く前に予約センターに立ち寄る必要があります)

交付可能期間は、交付可能日から一カ月です。

まとめ

こちらでは、令和5年10月に新たに交付開始する地方版図柄入りナンバープレートのデザインや導入地域について、詳しく解説しました。今回の交付開始からは、都道府県内全域が対象となる図柄入りナンバープレートも新たに増設されるため、現在のナンバープレートからの番号そのままに変更を考える方も増える可能性があります。全国版図柄入りナンバープレート等、ナンバープレートデザインが増えていることで申し込み数も増えているため、図柄ナンバーの交付可能期間の開始日が延長中となっていますので、申込をしてから交付されるまで時間がかかる可能性があります。変更を考えている方は、事前申し込みが開始するまでに検討をしておくことをおすすめします。