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車の買い替えの判断基準| 最適なタイミングで損をせずに購入を

長年乗り続けていたり、新しく購入したい車が出たりすると、多くの方が車の買い替えを検討します。特に、車検がせまっていたり欲しい車があったりした場合は「すぐにでも買い替えたい」と、気持ちが焦りがちですが、焦りは禁物です。

また、乗り続けてきた車をいつ手放したらいいのか、時期が分からないという方も少なくありません。そこで、車の買い替えをするタイミングや、基準となるポイントを解説していきます。

車の買い替えを考える基準

車を愛用している場合、大半の方が買い替えを考えます。ただ、長ければ車は10年以上使用できるため、買い替えの時期をいつにしたらよいのかと、悩む方は少なくありません。そこで、買い替え時に何を基準に決断したらいいのかをまとめました。

車の平均保有期間

車の乗り換えサイクルの平均は、JAMA(一般社団法人日本自動車工業会)が行った「乗用車市場動向調査」の平均保有期間では7年です。また、新車で購入した場合は7.7年となっています。

これは、3回目の車検を迎える時期にあたります。走行距離にもよりますが、車は7年目になると多くの場合、ブレーキパッドやタイヤなどは、装備や部品の劣化により交換が必要になります。

また、バッテリーなどの電気系統も、劣化や消耗によって壊れることが多々あります。このことから、3回目の車検を通す前に手放す人が多いと考えられます。

走行距離の目安

車は走行距離が10万kmを超えたら、乗り換える方が多くなります。10万kmを超えると、消耗により交換や修理が必要な部品が多くなります。

部品の交換には部品代だけでなく、整備費用も加算されるので、車検費用が高くなるためといわれています。

ただし、「10万km=走行できなくなる」ではなく、定期的な点検やメンテナンスを行うことで、30万kmでも乗れることもあり、必ずしも10万kmで買い替える必要はありません。

ちなみに、買い替えの際に下取りに出す場合、走行距離は5万km未満に抑えておくと、買取価格が高くなる傾向があります。

乗り潰すか買い替えるか

車を買い替えるとなれば、それだけ出費が生じます。何台も短いスパンで乗り替えるよりは、1台に長く乗り続けたほうが出費は抑えられます。

ただし、1台を長く乗り続けると、故障するリスクや、修理、部品交換などの出費、こまめな点検などの手間も増えます。

自分にとって、1台を乗りつぶすか買い替えるかは、損をしないほうを選びましょう。

ただし、2~3年など短い期間で買い替えることは、出費がかさみあまりお得とはいえないため、おすすめできません。

車を買い替える最適なタイミング

車を買い替える判断基準に達したからといって、すぐ買い替えようということは得策ではありません。

判断基準に達したあとでも、車検に出すタイミングを知っておくことが大切です。また、タイミングを知ったうえで、まずは査定にだし、納得いかなければ乗り続けることも一つの方法です。

査定は無料で行ってくれる業者もあるので、買い替えを迷っている方におすすめです。

車検のタイミング

車検のタイミングで、買い替えをする方は少なくありません。何回目の車検かでおすすめ度も変わるので、詳しくみていきましょう。

3年目の初回車検時

新車で購入した場合、3年目に初めての車検を受けます。この時期の買い替えはおすすめできません。

車を購入してから数年は、価値の下がり幅が大きく、その中でも1年目から3年目にかけて大きく下落します。仮にローンを組んでいた場合、買取金額が残債を下回る可能性もあります。

ただ、中には新車価格の7~8割程度で買い取ってくれる業者もあり、高いリセールバリューを期待できる場合もあるため、一概に買い替えは控えるべきとは言い難いのが現状です。

5年目の車検時

2回目の車検である保有期間5年目は、買い替えを検討するのにベストなタイミングといえます。3年目以降は価値の下がり幅は緩やかになるため、売却のタイミングが多少遅れたとしても、さほど影響がなく損をする可能性が低くなります。

また、パワーウィンドウやエアコンなどに対する特別保証も、5年で終了するため、その点でも買取に出すタイミングといえます。

7年目の車検時

3回目の車検である保有期間7年目は、修理箇所や交換が必要な部品、走行距離数などから、買取価格が思った以上に厳しいものになる傾向があります。

また3回目の車検は、多くの場合は部品交換などで費用が高くなります。せっかく高額な費用をかけて車検を通したのに、手放してしまってはもったいないです。

買い替えをするのであれば、3回目の車検を受ける前に。もし、車検を受けたいのであれば、乗りつぶす覚悟で受けましょう。

自動車税が高くなる直前のタイミング

原則、自動車税は、電気自動車やハイブリッド車を除くガソリン車は、新車購入から13年経つと増税されます。軽自動車であれば20%、その他の一般車両であれば15%の増税となります。

数千円から数万円ですが、毎年かかるものなので、13年を超える前に買い替えをしたほうがおすすめです。

新型モデルが発売される前

大半の車は、数年に一度のサイクルでモデルチェンジされます。

新しいモデルが発売されると、旧モデルの価値は下がります。価値が下がってしまう前に車を売りに出すことで、高い買取価格がつく可能性があるのでおすすめです。

ただし、新型のモデルが出ると分かるのは、ディーラーの営業でも1カ月から2カ月前です。

そのため、売ると決めてから売るまでの時間が限られているので、その点には注意しましょう。

古い車でも廃車買取なら売却できる

買い替えを決めたが、「所有期間が10年超え、走行距離も10万km超え、見た目も傷だらけで買取どころか、処分にお金がかかるのでは…」と考える方も少なくありません。

新車を販売するディーラーなどでも、古くなった車を引き取ってはくれますが、買取金額はつかず廃車費用がかかる可能性があります。

新しい車も購入しなければなりませんし、できるかぎり出費を抑えたいのが本音でしょう。

古い車は廃車買取業者に依頼することで、どんなに古い車でも買取をしてくれ、なかには思っていた以上の高値が付く可能性もあります。

廃車買取業者も数多くあり、なかには悪徳な業者も存在します。損をしないように、サービス内容や業者の実績などを確認し、自分に合った業者を選ぶことが大切です。

廃車買取ならカーネクストがおすすめ

廃車買取業者は数多くあり、どの業者を選べばいいのかわからない、という方におすすめなのがカーネクストです。海外への販売ルートを独自にもっているため事故車、動かなくなってしまった車どんな車でも買取が可能です。

また、通常廃車に必要な手続き代行にかかる費用やレッカー費用などが無料で0円以上の買取を保証しています。

専門スタッフが年中無休で常駐、22時まで受け付けているので、忙しい方にもおすすめです。インターネットから簡単に無料で査定できるので、迷っている方は、まず査定をおすすめします。

参考:カーネクスト

車を買い替えるタイミングを考えよう

車の買い替えは、中古車であっても決して安い買い物ではありません。そのため、ある程度の出費を覚悟する必要があります。乗り続けるにしても修理や整備、自動車税など維持費を考えていく必要があります。

どちらが自分にとって損をしないか考えながら、買い替えにベストなタイミングを見極めていきましょう。