PR

自動車リサイクル券は車の処分時に必要|仕組みや紛失時の対処法

車を処分する際に必要な書類は複数あり、自動車リサイクル券もそのひとつです。自動車リサイクル券はすでに持っている人、手元にない人など様々ですが、廃車や売却の際には必ず手に入れておかなければなりません。

車の処分に関わることはもちろん、お金に関する話もあるので、自動車リサイクル券について、正しく理解を深めておくことが大切です。

自動車リサイクル券とは

自動車リサイクル券は、多くの人がすでに手元に持っているはずですが、どのタイミングでもらったのか、何に使うのかを知らない人は多いでしょう。

知らないうちに持っていて、必要かどうかも分からないと感じる人もいると思いますが、車の処分時には必須の書類なので大切に保管しなければなりません。そもそも自動車リサイクル券とはどのようなものなのか、基本的な知識を身につけて理解を深めましょう。

リサイクル料金の預託状況を示すもの

自動車リサイクル券とは、簡単に言えばリサイクル料金の預託状況を示すための書類です。リサイクル券を持っているなら預託済み、持っていないなら未預託と考えましょう。リサイクル料金とは、車を解体処分する際の費用を、車の使用者が一部負担するという費用です。

これは自動車リサイクル法で定められており、一部の車を除いて負担が義務付けられています。車は資源の塊で、無駄になるところはほとんどありません。このリサイクル料金を支払うことで環境への配慮にも貢献しており、エコな活動をしていると考えましょう。

自動車リサイクル券は、リサイクル料金の支払いを持って発行されるので、手元にあるならすでに預託済みということになります。

リサイクル料金支払いのタイミング

リサイクル料金を支払うタイミングは、大きく3つに分けられます。もっとも多いのは車の購入時で、この時に支払っていない場合は車検時、あるいは廃車時に支払うと考えましょう。リサイクル料金は新車でも中古車でも支払いが必要で、この費用も含めて販売価格としている場合もあります。

車によって費用は違いますが、7,000~18,000円程度のものが多いです。支払いを逃れたとしても、最終的に廃車処分する際には支払わなければなりません。リサイクル料金の支払いは義務付けられているため、後回しにしても結局負担しなければならないことは理解しておきましょう。

車を手放す際の自動車リサイクル券の扱い

自動車リサイクル券が必要になるのは、車を手放す時です。廃車処分したり、買取業者に売却したりする際にも必要なので、すぐに用意できるよう大切に保管してください。

手放す際には自動車リサイクル券を提出して、各種手続を進めますが、この時車の処分方法によって自動車リサイクル券、及びリサイクル料金の扱いは異なります。

解体処分なら料金の返金はなし

解体処分によって車を手放す場合、自動車リサイクル券は業者に提出し、料金が返金されることはありません。そもそもリサイクル料金は、車を解体処分する際の費用を、購入時や車検時などに先払いしているものです。

つまり、最終的な処分が解体になるなら、事前に支払った分を適用させ、追加でコストがかからないということになります。この時自動車リサイクル券がないと、リサイクル料金を支払ったことが証明できず、場合によっては料金をもう一度請求される可能性があります。

また、支払いがまだなら、解体の際にリサイクル料金分の費用を上乗せして請求されます。どちらにしても解体処分ならリサイクル料金が戻ってくることはなく、支払い状況によっては費用負担が発生することは覚えておきましょう。

解体不要なら還付あり

車を手放す際には、解体せずにそのまま売却することもあります。解体をしないなら、リサイクル料金の支払いは不要で、すでに支払った分は還付の対象となります。リサイクル料金を負担するのは、最終的に処分する人になるので、売却する場合は新たな購入者がリサイクル料金を再度支払うと考えましょう。

解体しない場合はリサイクル料金が還付されることを知らない人も多く、悪い業者だと還付してくれないこともあります。本来不要なはずの費用負担をするのはもったいないので、売却によって処分するならきちんとリサイクル料金の還付を業者に請求しましょう。

自動車リサイクル券を紛失した場合

自動車リサイクル券は、手放す方法に関係なく、車を処分する際には必要です。しかし、日常的に使う書類ではなく、購入時にその他もろもろの書類に混ざって、なくしてしまうこともあるでしょう。

紛失したからといって、もう一度リサイクル料金を支払う必要はありません。対処法を把握して、万が一の事態も上手に切り抜けましょう。

自動車リサイクル券の再発行は不要

通常書類を紛失した場合は再発行が必要ですが、自動車リサイクル券に関しては、そのものを再発行するわけではありません。紛失した際は、ネットの自動車リサイクルシステムにアクセスし、自身の車の預託状況を調べましょう。

車体番号や登録番号などを入力することで、リサイクル料金の預託状況はチェックできます。必要な情報を入力して、預託状況が表示されたら、そのページを印刷してください。預託状況の画面を印刷することで、自動車リサイクル券の代用として使うことができます。

自動車リサイクル券は、そもそも再発行自体ができず、紛失した場合は全て預託状況の画面の印刷で代用することは覚えておきましょう。パソコンだけではなく、スマホからも状況の確認はできます。利用時間は7時〜24時までとなっております。

処分するなら廃車買取

車を処分するなら、リサイクル券を始め複数の書類を準備しなければなりません。自分で廃車登録を行い、処分を決めることもできますが、手間がかかり面倒なことも多いです。少しでもスムーズに手放したいなら、廃車買取業者の利用を検討してみましょう。

カーネクストに不要な車を売却

カーネクストは、不要な車も好条件で買い取ってくれます。古い車や使い込んでボロボロになった車、果ては故障車や不動車なども0円以上での買取が可能です。

どのような車でも値段を付けて買い取ってくれるのはもちろん、廃車手続きも無料で代行してくれるのは大きなメリットでしょう。処分時に必要な書類も細かく教えてくれるので、初めて車を手放し、不安な人にもおすすめです。

自動車リサイクル券は大事に保管しよう

自動車リサイクル券は、リサイクル料金の預託状況を証明する大切な書類で、処分時には必ず必要です。大切に保管しなければなりませんが、紛失しても預託状況の画面を印刷することで代用はできます。

しかし、紛失するといちいち預託状況を調べて印刷するという手間がかかるので、なくさないに越したことはありません。必用書類はきちんと保管し、車が不要になったタイミングで素早く揃えられるようにしておきましょう。