不動車をオークションを利用して売買するというのは、しらない人からすればハードルが高いのかもしれません。しかし実は会員登録や不動車の写真のアップロード、不動車の情報を入力するという3つを行えば簡単に出品が可能です。
今回はこの他に不動車のオークションを成功させるコツや注意点、売れない場合の対処法などを解説します。
不動車をオークションに出品する時の流れ
不動車をオークションへ出品するにはいくつか手順があります。しっかりと順番にやっていかなければ出品はできないので、正しくやるようにしてください。
会員登録を行う
不動車を出品するネットオークションサイトが決定したら会員登録を行いましょう。これを行わないと出品できないので必ずやってください。
オークションサイトの利用にはシステム利用料を支払う必要があります。こちらはオークション側にとっては運営していくために必要なものであり、利用者側にとってはシステムを使いオークションに出品する上では、仕方のない経費であるので納得してください。
出品する不動車の写真を撮影する
会員登録が終われば出品に移りましょう。出品の際には不動車の写真が必要となるので、カメラなどで写真を撮影してください。写真に関しては正面や後部、室内などの3点ほどを撮影するようにしてください。
また入札者は実際に実物を見ることが出来ないので、マイナスポイントがあればそれも撮影しておいてください。そして撮影が終われば後はシステム上へ画像をアップロードしてください。
不動車の情報を入力する
最後に不動車の情報を入力しましょう。その不動車の情報が画像だけでは判断できないので、走行距離や車体の情報などを正しく入力してください。
また画像と合わせこちらは大事なことであるので、入力した情報に漏れがないようにしっかりと確かめた上で終えましょう。これが終わればオークションへの出品は完了です。
不動車のオークションを成功させるコツ
不動車をオークションへ出品することは誰でもできますが、成功させるには2つコツがあります。まず輸送費の負担は落札者であることを明記しましょう。また名義変更に必要な書類をしっかり用意することも忘れないでください。
この2つを抜かりなく行えば、あなたのお持ちの不動車も必ず売れるでしょう。成功に導くためにも、ここではこれらについてしっかりと学んでください。
輸送費の負担は落札者であることを明記する
やろうと思えば出品者が不動車を輸送することもできますが、非常に手間が掛かるので基本的には業者を利用すのがおすすめです。また業者を利用するのであれば、輸送費は落札者持ちであることは必ず明記してください。
なぜなら明記していないと、落札後にどちらが負担するのかでもめることがよくあるからです。せっかく不動車を買ってくれるのですから、そのようなトラブルにならないようにしてください。そうすればどちらにとってもよい結果に繋がります。
名義変更に必要な書類をしっかり用意する
不動車を落札者に譲渡するわけですので、不動車の名義変更は必須です。そのため名義変更に必要な書類をしっかり用意しておきましょう。
必要な書類は以下の通りです。
書類の種類 | ローン残債なし | ローン残債あり |
---|---|---|
自動車検査証 | 〇 | 〇 |
自賠責保険証明書 | 〇 | 〇 |
リサイクル券 | 〇 | 〇 |
自動車税納税証明書 | 〇 | 〇 |
印鑑登録証明書 | 〇 | 〇 |
譲渡証明書 | 〇 | 〇 |
委任状 | 〇 | 〇 |
ローン会社からの印鑑証明書 | × | 〇 |
ローン会社からの委任状 | × | 〇 |
ローン会社からの譲渡証明書 | × | 〇 |
みればわかるようにローン残債のある、なしで必要書類が異なっています。またローン残債ありの場合では、残債の確認申請も行う必要があるので注意してください。
不動車をオークションで売る時の注意点
オークションを利用して、不動車を売る場合にはメリットもあるのですが、2つ注意点があります。まず例え落札されたとしても返品される可能性があります。
また高すぎる金額を設定するとそもそも売れないこともある。しっかりとこれらに理解して、注意してオークションに出品してください。
返品される可能性がある
出品の際の画像や情報をしっかりと入力しておけば、不動車は問題なく売れることも多いです。しかし中には問題になることもあります。
例えば購入したいといっていた落札者の気が変わったり、画像と実物が違うなどや入力されていた情報が間違っているなどで、相手にとって思っていたような車と違う場合は、落札後に返品されてしまう可能性があります。そのためこのようなリスクをしっかりと理解しておきましょう。
高すぎる金額を設定すると売れない
できれば不動車を高い価格で売却したいのは出品者であれば当然ですが、自分の希望通りの高い値段で出品してしまうと、いつまでたっても入札希望者が現れない可能性が高くなります。
これは入札者にとってみれば買ってよいと思える金額であるから入札するのであり、出品者の希望額が入札額に必ずしもなりません。そのため出品価格が適正であるのかを考えて出品を行うか、入札がなければ価格を考え直しましょう。
不動車がオークションで売れない場合の対処法
努力を重ねてもどうしても不動車が売れない場合には、不動車専門の業者に買取を依頼しましょう。オークションの出品には手間や時間も使うものであり、売れないのであればいっそのこと業者にお願いしたほうが建設的です。
ここではどの業者にお願いすればよいのかわからない人のために、ここではおすすめの業者を紹介します。
不動車専門の業者に買取を依頼する
不動車専門の業者であれば、下取りでは値段のつかない不動車でも買取が可能です。これは不動車を分解して、使える部品やパーツを取り出して、それを売ることで利益を出せるためにできます。
そのためオークションで不動車がどうしても売れない場合には、不動車専門の業者に買取を依頼してください。
カーネクストに買取を依頼する
もし不動車専門の業者に心当たりがなければ、「カーネクスト」はおすすめです。こちらであれば、不動車や古い車、故障車などのどんな車でも、0円以上の買取を保証してくれます。またオークションでは自分でやらなければならない手続きもやってくれるので、面倒な手間が省けます。
不動車専門の業者に買取を依頼したいのであれば、こちらの利用をぜひ検討してください。
リスクを理解した上で不動車オークションに臨もう
不動車をオークションに出品するときには3つの流れがあります。また不動車のオークションを成功させるコツは、輸送費の負担は落札者であることを明記したり、名義変更に必要な書類をしっかり用意することです。
また不動車をオークションで売る際には、返品される可能性があることを注意してください。もしオークションで売れないときには不動車専門の業者に買取を依頼しましょう。
解説したようなリスクを理解した上で不動車オークションに臨んでください。