外出自粛や、人口密度の高いところへ行くことを避けなければいけない日が続いていますが、そんな中、免許更新の時期が訪れました。
免許更新を行うことができる施設では、受付時間や受付人数が限られるため人が密集してしまうのではと不安になっていましたが、私がいつも免許更新をしている試験場のウェブサイトを確認したところ、オンラインで予約を受け付けているとのこと。
こちらでは、大阪府内で新しくなった免許更新の流れや、免許更新の方法について、免許の更新の経験談を交えて解説していこうと思います。
試験場では更新講習も3密を避けるため、受け入れ人数を縮小しているとのこと。運転免許更新の予約は早めに行いましょう!
オンラインで免許更新開始?
大阪府では、2020年の7月1日より運転免許の更新手続き、運転免許の試験業務、こちらの更新と業務の予約がオンラインによる完全予約制となりました。
運転免許の更新手続きの予約がオンラインに
大阪府警察ではこれまで電話による予約のみを受け付けていましたが、2020年の7月1日よりオンライン予約システムを導入し、運転免許の更新手続きの予約がオンラインによる完全予約制となりました。このため、7月1日より門真運転免許試験場、光明が池運転免許試験場、各警察署で運転免許の更新手続きをする場合は事前にオンラインで予約をしていなければ更新手続きが出来なくなっています。
どうしてもインターネットからのご予約が難しいという方は、大阪府警察のナビダイヤルより受け付けているとのことです。
運転免許の更新時期とは
運転免許更新の時期は、運転免許証の有効期間が人によって異なるため違っています。免許を取得して5年未満の人や、違反運転者、71歳以上の高齢者の運転免許証の有効期間は3年です。70歳の人は4年、その他の人の有効期間は5年となっています。運転免許更新は、運転免許証の有効期間が満了する直前の誕生日の1カ月前から、1カ月後の2カ月間の間が更新期間となり、その更新期間内に手続きをしなくてはいけません。
運転免許更新手続きの流れ
今回は、大阪府内で運転免許を更新する際の流れをご紹介します。
運転免許更新の予約をする
運転免許更新手続きの予約は、大阪府警察のウェブサイト内にある免許試験・更新受付予約より行うことが可能です。運転免許の更新手続きの予約を行う時に、手元に運転免許更新連絡書(更新通知のはがき)を準備して行いましょう。また、新型ウィルスのこともあり受け入れ人数が縮小されていますので、通知が来たら、早めに予約をとることをおすすめします。
運転免許更新手続きの予約をオンラインでする時の注意点
予約完了後の表示画面を印刷または画面コピー(スクリーンショットなど)で保存し、予約した当日その場所で提示が必要です。
予約完了後の画面の印刷または画面コピーが出来ない方は、15桁の予約番号を控えておきます。予約番号の提示が出来なければ、予約が無効になる可能性があります。
運転免許の更新手続き当日の準備
オンラインで予約した日時・場所へは、受付時間内に来場し受付を済ませます。現在は、受付時間より前に早く来場された場合、密を避けるためその時間まで外で待たなくてはいけないかもしれません。猛暑日や真夏日が続きますので、受付時間内の到着が出来るように計画を立てましょう。
運転免許証更新手続きの当日に準備するもの
- 運転免許証
- 運転免許更新連絡書
- 運転免許更新オンライン予約時の予約完了画面
- 適切な写真(試験場での更新手続き時は不要)
運転免許更新手続きの手数料と時間
受付を済ませたら、運転免許証の運転者区分ごとの更新時講習を受講します。更新受付の際、更新手数料と講習手数料の支払いが必要です。
区分 | 更新手数料 | 講習手数料 | 講習時間 |
優良運転者 | 2,500円 | 500円 | 30分 |
一般運転者 | 2,500円 | 800円 | 60分 |
違反運転者 | 2,500円 | 1,350円 | 120分 |
初回更新者 | 2,500円 | 1,350円 | 120分 |
更新時講習を受講したら、警察署では即日交付出来ないため、後日新しい免許証が公布されます。
運転免許の更新手続きのオンライン予約のメリット・デメリット
大阪府内での運転免許の更新がオンラインによる完全予約制になったことにより、免許所持者にとってメリットはあるのでしょうか。
実際に免許を更新したことで感じた3つのメリット
- 待ち時間があるかもと早めに行く必要がない。
- 人数制限をされているため、密になる不安が少ない。
- 必ず講習を受けることが出来る安心感がある。
実際に免許を更新したことで感じたデメリット
実際に今回2020年8月に免許を更新しましたが、デメリットと感じたことはあまりありません。
ただし、筆者は早めに予約をとっていたため当日スムーズに受講が出来ましたが、後程知人が更新予約をしようと確認したところ、日曜日の更新が可能な門真運転免許試験場ではほとんど埋まってしまっていたため、予約を取ることが出来ず平日に受講せざるを得なかったそうです。このことからも、早めの予約を取ることが必須と思われます。
まとめ
大阪府で開始された運転免許更新と試験業務のオンライン予約の経験談を交えて、免許更新についてご紹介しました。
猛暑日もまだまだ続く中、予約をしていることでスムーズに受講、更新後の交付まで行うことが出来て、筆者の感想としてはオンライン予約は活用が出来ると思います。