軽自動車は事故に弱いのか|リスクの高さや処分方法とは

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軽自動車は購入価格が安く、燃費もよいので維持費もそれほどかかりません。低コストで乗り回しがしやすいこともあり、人気は高いですがその反面、事故のリスクも高いので注意が必要です。軽自動車と普通自動車を比べると、軽自動車のほうが事故による影響は大きいとイメージする人も多いでしょう。

実際に同じ程度の事故でも、軽自動車のほうが被害が大きくなることは少なくありません。事故リスクを正しく把握し、もし事故に遭った場合、車はどのように処分すべきかも知っておきましょう。

軽自動車は事故リスクが高い

大前提として頭に入れておきたいのが、軽自動車は事故によるリスクが高いということです。車は車体が重いことからエネルギーが大きく、事故が発生するとかなりの衝撃を生みます。

事故によるリスクがあるのは軽自動車に限ったことではありませんが、軽自動車は特に被害を受けやすいことは理解しておきましょう。なぜ事故リスクが高いといえるのか、理由は大きく3つに分けられます。

重量が軽い

軽自動車は車の中でも重量が軽く、衝突時にダメージを受けやすいです。軽自動車と普通自動車がぶつかった場合、同じスピードなら軽い軽自動車が大きく跳ね飛ばされ、被害が大きくなりやすいです。

軽いことで他の車からの影響を受けやすく、トラックのように大型の車だと、遠くまで跳ね飛ばされることも少なくありません。飛ばされることで別の場所や物にぶつかり、二次的な被害を受けることもあるでしょう。

重量が軽いので衝突時に発生するエネルギーが小さく、自損事故なら普通自動車よりもやや死亡率は低いです。しかし、相手方がいる相互事故の場合は、軽自動車のほうが死亡率は高いため注意が必要です。

ボディが薄い

ボディが薄いことも、事故リスクが高い理由のひとつです。ボディが薄いために、小さな衝撃でも簡単にへこみ、穴が開いてしまいます。軽度の衝突でも大幅に故障して、中の人が露出するケースも多いでしょう。

特にサイド部分は薄く作られていることが多く、横からの衝撃に弱いことは理解しておかなければなりません。軽自動車は安価で購入できることが魅力ですが、安い分軽く、薄く作られていることは覚えておきましょう。

全長が短い

軽自動車は車体が非常にコンパクトで、普通自動車と比べると全長も短いです。全長が短いと、衝突した際の衝撃の逃げ場がなく、すぐに中の人に影響を及ぼしてしまいます。全長が短いと、前後どちらからの衝突にも弱く、全損する可能性が高いことも覚えておきましょう。

事故に強い安全な軽自動車もある

軽自動車は事故に弱いとイメージされがちですが、現在では事故に強く、安全なモデルも数多く発売されています。事故を事前に防止する、先進の事故防止システム搭載モデルは増えており、購入するモデル次第で事故リスクは下げられるでしょう。

事故防止システムは、事故を未然に防ぐだけではなく、事故時の被害を最小限に減らすための機能でもあります。事故防止システム搭載モデルは、安全な分価格も高くなりますが、普通自動車に比べればまだまだ安価で購入はしやすいでしょう。

少しお金をかけるだけで事故リスクを軽減できるなら、それに越したことはありません。費用をケチって危険な車を買うよりも、少し上乗せしてでも安全な車を買ったほうが、実質のメリットは大きくなりやすいです。

事故リスクの高い車だと、事故が起きた際に発生するコストも高く、結局費用負担が大きくなることも少なくありません。先進機能を搭載したモデルを買うことで、事故を防いで余計な費用を出さずに済ませやすくなります。

軽自動車の事故後の処分方法

軽自動車による事故は特に被害が大きくなりやすいので、事故を起こさないよう安全運転を心がけることが大切です。しかし、どれだけ気をつけていても、事故を起こす、あるいは巻き込まれてしまうことはあります。

事故に遭った場合、車をどのように処分するかが重要です。事故後の対処法を知り、より得をする方法で車の処分を決めましょう。

修理して乗る

事故による被害が少なく、故障の程度も浅いなら修理して乗り続けることも可能です。車両保険に加入しているなら、事故の状況に応じて保険金をもらうことができ、多少修理費が高く付いても自己負担なく直せるでしょう。

ただし、状況次第では補償される金額が少ない、あるいは修理代が高くなり過ぎることもあるので注意が必要です。保険の加入内容や車の価値によっては、補償金額が小さくなることもあります。

また、上限いっぱいまで引き出せても、修理代がそれ以上に高くて、自己負担が増えることも少なくありません。自己負担がほとんどないなら修理でも構いませんが、少しでも負担が多くなりそうなら、修理以外の方法で処分を考えたほうがよいでしょう。

廃車処分がおすすめ

事故に遭った軽自動車は、修理せずにそのまま廃車処分するのがおすすめです。へこみや軽度の故障なら、修理でも低コストで賄えますが、直したところは劣化し、耐久性は下がってしまいます。

ただでさえ耐久力が低いのに、修理するとさらに弱くなって、次回の事故によるリスクがより高まってしまいます。修理しても原状回復とはならないので、事故リスクを高めないためにも、廃車処分も検討しておきましょう。

大破しやすい作り

そもそも軽自動車は大破しやすい作りになっていて、事故後は修理で対応できないことも多いです。軽自動車は車両の軽さやボディの薄さが特徴で、全長も短いため衝撃による影響を受けやすいです。そのため、衝撃を逃がすには、衝撃に抗わずに吸収して、パーツを壊してしまうしかありません。

低価格の車を提供するには、衝撃に強い剛性のあるパーツを使用することはできないので、破壊されやすい作りは安価と安全性を両立させる妥協案といえるでしょう。軽い事故でも大幅に損傷しやすく、修理代が高くつきやすいので、事故に遭ったら処分して買い替えると、割り切って考えるのもおすすめです。

廃車買取で上手に処分しよう

事故に遭った軽自動車の処分を考えているなら、廃車買取に出すのがおすすめです。事故車を手放すなら、解体して処分が一般的ですが、これでは費用がかかります。廃車買取なら処分に費用をかけず、反対に買取金額に応じて利益も得られます。

カーネクストは事故車も買取

カーネクストはどのような車でも0円以上での買取保証をしており、事故車の買取にも対応しています。事故車でもパーツ単位、素材単位で評価し、価値を決めてもらえるので、状態が悪くても値段を付けて買い取ってもらえます。

また、車両の引き取りも無料なので、事故で動かせなくなった場合でも安心です。廃車手続きの代行も無料で、買取りから廃車登録まで、必要な手続きを全てスムーズに終えられるでしょう。

参考:カーネクスト

軽自動車はより安全に配慮して乗ろう

軽自動車は普通自動車に比べると、ボディの軽さや薄さ、全長の短さから事故リスクが高いです。事故にはより注意して安全運転を心がけることが大切で、万が一事故に遭った場合は修理はせずに手放したほうがよいでしょう。

修理で対応できる場合もありますが、直した箇所は耐久性が下がり、さらに事故リスクを高めてしまいます。廃車買取も上手に使って、軽自動車の事故にも上手に対処しましょう。

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