自分でできる車のメンテンナンスの方法|費用や注意点について解説

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車はただ乗れる、走れるだけではなく、安全に使用できることが大切です。安全に使用するにはメンテナンスは欠かすことができず、故障したなら素早く修理しなければなりません。

また、故障時のメンテナンスだけではなく、故障する前、不具合が出る前にも整備をして、調子を整えておくことも大切です。愛車を大切に使って長持ちさせるためにも、日頃からできるメンテナンスに、きちんと取り組みましょう。

車のメンテナンスを定期的に行うメリット

車を安全に使用するにはメンテナンスが必要で、故障の有無に関係なく、定期的に行う必要があります。しかし、メンテナンスには手間もお金もかかり、不具合が出ていないなら行う必要はないのではないかと感じる人もいるでしょう。

実際、定期的にメンテナンスをしないからといって、必ずしもすぐに走れなくなるわけではありません。ほとんどいじっていなくても、問題なく走行できるケースもあります。しかし、定期的なメンテナンスを行うことは非常に大切で、メリットも複数存在します。

手間もお金もかかるはずの定期的なメンテンスを、積極的に行う意味は何なのか、メリットの観点から理解を深めましょう。

故障リスクを減らすことができる

定期的にメンテナンスを行う最大のメリットは、故障リスクを未然に防げる点にあります。車は消耗品であり、どれだけ大切に使っていても劣化は進みます。定期的にメンテナンスをしていると、劣化や消耗のスピードを抑えることができ、故障を招かずに長く使うことも可能です。

もちろん、メンテナンスをしていても故障することはありますが、早期に発見できることですぐに対処でき、被害を最小限に抑えられることも多いでしょう。不具合があっても早めに見つけて直すことで、簡単に修理できて、かつ費用も安く経済的でもあります。

思わぬ事故が防げる

車に乗っている以上、誰しも少なからず事故のリスクは抱えています。事故が発生する原因は、操作ミスだけとは限らず、整備不良による場合もあります。定期的にメンテナンスをすることで、整備不良で運転に不具合が出るということはなく、不慮の事故も未然に防げるでしょう。

操作ミスによる事故は依然残りますが、これは個人の注意次第で回避できます。また、しっかりメンテナンスをしておけば、走行性能も良好に保つことができ、操作性も上がるので、間接的に事故を起こしづらくもなるでしょう。

ひとくちに整備不良といっても状態は車によって違いますが、場合によっては急に停止したり、ハンドルが全く効かなくなったりすることもあります。重大な事故も起こしかねないので、それを防ぐためにも、メンテンスは念入りにしておかなければなりません。

車検費用を節約できる

車に乗り続けるには車検の更新が必要で、これには大金がかかることも少なくありません。車検費用の節約になるのも、定期的にメンテナンスを行うメリットで、事前に整備をしておくことで、車検の更新もスムーズでしょう。

車検時に必要な費用は、大きく法定費用と点検・整備費用の2つに分けられます。法定費用は保険料や税金の支払いなので節約することはできませんが、点検・整備費用は別です。これらは車の状態によって大きく変動し、正しく整備されている車だと、全く費用をかけずに車検に通ることもあります。

日頃からメンテナンスをしていると、車検時にまとめて整備をする必要がないため、費用を分散して安く抑えられるでしょう。

自分で簡単にできる車のメンテナンス

ひとくちに車のメンテナンスといっても種類は数多くあり、専門的なものから個人でも行える簡単なものまであります。メンテナンスをするなら業者に車を預けなければならないとイメージする人も多いでしょうが、実際はそうではありません。

一部のメンテナンスは自分でも行うことができ、簡単にできるものも多いので、暇を見つけて少しずつ整備をしておくことが大切です。当然これらも業者に頼むことはできますが、手間が省ける分、余計な費用がかかります。費用を節約するためにも、できることは自分でやったほうが賢い選択と言えるでしょう。

車の塗装の痛みを防げる洗車

洗車は車の汚れを落とすだけではなく、塗装の痛みを抑えるためにも大切です。汚れやゴミが溜まったまま放置していると、細かい傷にそれらが溜まってサビを発生させてしまう可能性があります。

サビは傷の内部で知らないうちに進行することもあり、放っておくとどんどん広がり、腐食を起こして部品に穴が開くということも多いです。被害を抑えるにはサビができないうちに、汚れやゴミをしっかり落とすことが大切です。

洗車をすることで、余計なものを落とすことができ、サビができる可能性も減って、塗装を長期間綺麗な状態で保てるでしょう。

ただし、洗車によっても細かい傷ができてしまうことはあるので、毎日やるのはおすすめできません。特別に車が汚れたならすぐにやっても構いませんが、基本的には1カ月に1回程度が目安と考えましょう。

なくなりやすいウォッシャー液の補充

ウォッシャー液は使用していると減るので、定期的にチェックして補充しておかなければなりません。また、ほとんど使わない人でもたまに確認することが大切で、いざという時に液切れを起こさないように注意しましょう。

ウォッシャー液は使わなくても蒸発によって減っていくので、全く使っていない場合でも数カ月おきくらいで確認しておかなければなりません。大体2〜3カ月に1回程度の確認が目安で、その時に補充もしておきましょう。

また、ウォッシャー液には寒冷地用のものもあるので、お住いの地域によって使用するものを変えることも大切です。

視界の確保に欠かせないワイパーのゴム交換

ワイパーも使用と経年両方で劣化し、視界の確保が難しくなるので、定期的にメンテナンスが必要です。劣化して拭き残しが多くなると、視界を確保できず、事故を起こしてしまう可能性も高まるので注意しましょう。

ワイパーのメンテナンスでは、ブレードごと交換する場合と、ゴムだけ交換する場合の2パターンがあります。費用が安いのはゴムだけの交換です。取り換えに若干手間はかかりますが、費用を抑えたいならブレードはそのままにしておきましょう。

ただし、車種によってはゴム交換ができないこともあります。この場合は、ブレードごと交換しなければなりません。車によって対応が違うので、事前に確認しておきましょう。ブレードやゴムの交換は、拭き残しが目立つようになった段階で行うことが大切ですが、大体半年から1年程度が目安になります。

ライトやランプの電球交換

ヘッドライトやテールランプなど、電気関係のメンテナンスも大切です。電球切れを起こしていると、夜間の視界を確保できず、事故リスクも一気に高まるので注意しましょう。また、テールランプが光っていない場合も、他の車に衝突されるリスクが高まり危険です。

電球交換だけなら自分でも簡単にでき、費用も安いです。ランプは切れたならすぐに交換が必要で、目安は1〜2年程度でしょう。どのような電球を使っているか、また使用頻度によって交換のタイミングはずれます。少なくとも、2年おきの車検のタイミングでは、交換すると考えても良いでしょう。

車の消耗品のメンテナンスに必要な費用

消耗品は特に定期的に交換が必要で、回数も多くなるため1回でどれくらいの費用がかかるのかと心配する人も多いでしょう。ものによって費用は違いますが、消耗品ならそれほど高くはありません。

消耗品の交換費用をケチって不具合を起こし、故障の修理を行うほうが、よっぽど費用が高く付くので、先行投資と思って消耗品はこまめに交換することが大切です。

エンジンオイルの交換は4,000円

エンジンオイルはエンジンの冷却をスムーズに行うためのもので、交換費用は4,000円程度です。オイルが減る、あるいは汚れたタイミングで交換することが大切です。使用頻度にもよりますが、半年から1年に1回程度は変えたほうが良いでしょう。

オイルエレメントの交換は2,000円

オイルエレメントは、エンジンオイルを綺麗に保つために必要です。これが汚れるとエンジンオイルの劣化も早くなるので注意しましょう。基本的にはエンジンオイルを2回交換したくらいで、エレメントも交換するのがおすすめです。

そのため、1年に1回、遅くとも車検ごとの更新が必要です。交換費用は2,000円程度と安いので、早い段階で交換して、綺麗な状態を保てるようにしても良いでしょう。

ブレーキパッドは15,000円

ブレーキパッドも消耗品のひとつで、交換は15,000円程度とやや高額です。ブレーキパッド交換のタイミングは時期ではなく、劣化具合を見て決めましょう。踏み込みが硬くなった、ブレーキを踏んだ際におかしな音がするようになったなど、異常が認められたタイミングで素早く行うことが大切です。

ブレーキパッドは運転性能に大きく関わる部分なので、事故を起こさないためにも早めに交換しなければなりません。

車をメンテナンスする時の注意点

車のメンテナンスは自分でも簡単に行えるものが多いですが、注意点も存在します。注意点が守れていないと、重大な事故に繋がる危険性もあります。安全にメンテナンスをするためにも、注意点はきちんと守って行わなければなりません。

バッテリー交換はプロに任せる

メンテナンスのひとつにバッテリー交換がありますが、これはプロに依頼するのが原則と考えましょう。バッテリー交換の場合、取り付けが非常に難しく、配線を間違えると事故に繋がる可能性もあります。作業工賃も1,000円以内がほとんどと安いので、無理せずプロに依頼しましょう。

安全を確保してから作業する

自分でメンテナンスをする際には、しっかり安全を確保してから行いましょう。少しくらいなら大丈夫だろうと高を括っていると、思わぬところで怪我をする可能性もあります。

車のメンテナンス中に怪我をすることは、意外に多いので注意しなければなりません。安全には細部まで配慮して、必ず無理のない範囲でメンテナンスを行いましょう。

車を乗り潰した時に利用したい買取業者は

車は定期的にメンテンスをし、長く乗ることが大切です。しかし、どれだけ手をかけていても必ず寿命は来ますので、乗り潰したなら処分を考えることが大切です。乗り潰した車でも、廃車買取なら売却によって手放すことができます。

カーネクストは0円以上での買取保証を行っており、乗り潰した車でも少なからず値段を付けてくれます。また、査定から車両の引き取り、廃車手続きまで全て無料でやってもらえるのも魅力です。費用をかけず、スムーズに車を手放すことができるでしょう。

参考:カーネクスト

愛車のためにこまめな日常点検を徹底しよう

車に長く乗るには、日常的に点検やメンテナンスを行うことが大切です。些細なメンテナンスでも、やっておくことで車の寿命は大きく違ってきます。

車に明確な寿命はなく、いつまで持たせられるかは使用状況、メンテナンス状況に大きく左右されると考えましょう。愛車に少しでも長く乗るためには、日頃からしっかりメンテナンスをし、大事に扱うことが大切です。

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