事故車の査定落ちとは?請求できる・できないケースを紹介

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車を売却する際には、まずは査定に出し、金額を評価してもらいます。査定額は車の状態に関係するので、事故車だと当然査定額は下がるでしょう。

これは査定落ちと言い、査定落ちの金額が大きいほど、売却時には損をします。しかし、査定落ちになったからといって諦める必要はありません。場合によっては査定落ちした差額を請求し、お得に売却できるケースもあります。

事故車の査定落ちの請求ができるとき

事故車になった場合、車の状態やその時の状況次第では、査定落ちの差額が請求できます。請求できるケースはある程度限られており、細かい条件の違いによって適用対象外となることもあるので注意が必要です。どのような場合に査定落ちの請求が可能となるのか、4つのケースを参考に知っていきましょう。

交通事故が原因での査定落ちの場合

交通事故によって車が損傷し、事故車となりますが、事故にも相手がいる場合と単独の場合といった違いがあります。相手がいる場合で自身が被害者なら、査定落ちした分の評価額を、相手方の保険会社に請求し、補償してもらえる場合があります。

これは自身が加入している保険の適用とは別の補償であるため、査定落ちが認められるなら、積極的に請求したほうが良いでしょう。ただし、請求をしてからといって、全ての場合で通るとは限りません。過失割合によっては、反対に相手から請求されることもあるので注意が必要です。

事故減価額証明書が必要

事故後に査定落ちしたことが明らかなら、「日本自動車査定協会」に依頼し、事故減価額証明書の発行が可能です。これは文字通り事故によって車の価値が下がったことを証明するもので、保険会社に提出すると、差額分を補償してくれる場合があります。

事故減価額証明書を発行してもらうには、事故によって査定額が下がったと証明でき、かつ事故証明書を提出する必要があります。

事故発生時にきちんと処理しておらず、警察から事故証明書を発行してもらっていない場合は、事故減価額証明書も発行できないので注意しなければなりません。査定落ちのマイナスをカバーするためにも、事故処理は適切な方法で行うことが大切です。

新しい車の場合

比較的新しい車なら、事故で大きく損傷した場合、価値の下落幅が大きいとして、査定落ちを認めてもらい、請求できる場合があります。新しい車の定義は明確ではありませんが、新車登録から3年以内程度が該当すると考えましょう。

もちろん、新しい車だからといって、全ての場合で査定落ちを請求できるわけではありません。請求可能なのは、あくまで事故によって価値が大幅に下落した場合のみなので、新しい車ほど請求しやすい、といった程度であることは理解しておきましょう。

走行距離が少ない場合

年式同様、走行距離からも車の新旧は判断され、走行距3万km以内なら、査定落ちと認定してもらえるケースが多いです。これも年式と同じで、あくまで認めてもらえる可能性が高いだけで、絶対ではないことは理解しておきましょう。

年式、走行距離は一方だけではなく、両方見られることもあるので、仮に走行距離が短くても、年式が古いと請求できないケースもあります。年式や走行距離は、請求可能な目安程度に考えなければなりません。

事故車の査定落ちの請求ができないとき

査定落ちの請求が可能なケースがある一方で、請求できないケースもあるので注意しなければなりません。査定落ちの請求ができないと、売却しても査定額は低いままで、損をすることも多いです。

どのようなケースでは請求できないかを知り、事故車も損なく買い替えられるよう、知識を身につけておきましょう。

交通事故で全損になった場合

同じ交通事故でも、査定額が大幅に下がるダメージを受ける場合もあれば、再起不能なほどのダメージを受ける場合もあります。事故による損傷が激しく、修理できない、あるいは車の価値を超えて修理代金が発生する場合は全損とみなされ、この時は査定落ちの請求はできません。

査定落ちの請求は、あくまで修理できる場合に適用できるもので、全損で買い替える場合は適用対象外と考えましょう。損傷があまりにも激し過ぎると、仮に修理しても不具合が残ってしまうので、直さず買い替えたほうが無難です。

古い車の場合

全損ではなく、評価額が下落する程度のダメージだったとしても、古い車では査定落ちの請求が通らないことも多いです。年式で言えば5年以上経過した車は、事故による価値の下落がそれほど大きくないとみなされやすいので注意しなければなりません。

年式による車の価値変動は非常に大きく、4年と5年では大きな違いがあります。たった1年の違いですが、一方では査定落ちの請求ができ、一方ではできない可能性が高いことは理解しておきましょう。また、これは走行距離も同じで、距離が伸びて劣化が進むほど、車の価値は下がっているので請求しづらくなります。

買い替えるなら廃車買取専門業者がおすすめ

査定落ち請求の可否に関係なく、事故で車が大幅に損傷したなら、修理せずに買い替えを選択する人は多いでしょう。故障の程度によっては修理でも対応できますが、見た目は綺麗になっても、内部には何らかのダメージが残ることも少なくありません。

事故は買い替えを検討するひとつのきっかけでもあるので、お得な廃車買取専門業者を利用し、上手に買い替えましょう。

事故車は修理前に売却しよう

廃車買取専門業者なら、パーツや素材単位で見て価値を決めてくれるので、事故車でも売却は可能です。少しでも高値で売ろうと考えて、事前に修理をしようと思う人もいるでしょうが、これは反対に損になりやすいのでやめましょう。修理すると確かに見栄えは良くなり、査定額も多少プラスに働きます。

しかし、修理代のほうが高くつくことがほとんどで、査定額が多少プラスになったところで、その差は埋められません。廃車買取専門業者なら、ボロボロの状態でも価値を見出してくれるので、余計なコストをかけずにそのまま売りに出すことが、もっともお得な方法と言えるでしょう。

廃車買取ならカーネクスト

カーネクストは古い車や過走行車、故障車まで買取の対象なので、当然事故車でも買い取ってくれます。海外に広く販路を持ち、かつパーツや素材単位でのリサイクルも可能なので、どのような状態でも価値を見出してくれるでしょう。

0円以上での買取保証があり、確実に資金化できるので、手元に現金を残したい人におすすめです。また、レッカーの引き取りから廃車手続きの代行まで、全て無料なのも嬉しいポイントでしょう。損傷が激しく動かせない事故車でも、スムーズに手放せて便利な業者です。

参考:カーネクスト

事故車は査定落ちで今後を考えよう

事故車の場合、元の価値が高く、損傷の程度が激しいほど、査定落ちしやすいです。査定落ちした場合、まずは差額の請求が可能かどうかチェックする必要があります。

査定落ちが認められるなら修理、認められないなら買い替えと、状況に応じてその後の行動を変え、事故後の処理もスムーズに進めましょう。

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