事故車は足回りが悪くなる?乗り心地が悪くなる理由や対処法

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ひとくちに事故車といっても、車によって状態は違いますが、事故による損傷が原因で、足回りが劣化することは多いです。足回りが劣化していると、乗り心地が悪くなるだけでなく、ほかにも複数の問題が生じます。今回は、事故車の足回りが悪い理由や乗り続けるリスクを、対処法も含めて解説していきます。

事故車の足回りが悪くなる理由

そもそも、なぜ事故車は足回りが悪くなりやすいのか、疑問に思う人もいるでしょう。事故車だからといって、全ての場合で足回りに影響するわけではありませんが、それでも劣化することは多いです。足回りが劣化する原因は大きく3つに分けられ、損傷の程度によっても被害は違うため、詳しく解説します。

部品のバランスが崩壊している

事故によって衝突し、車の内部にまで衝撃が伝わると、それが原因で部品が壊れたり、変形したりすることがあります。車は繊細なバランスで設計されているので、これが少しでも崩れてしまうと、各部位の動作に支障をきたします。

実際には、足回りに関係しない部品が故障、または変形していても、全体のバランスが崩れることで、乗り心地が悪くこともあるでしょう。また、変形したままで乗っていると、負荷がうまく分散されず、足回り部品にダメージを与えてしまうこともあるので注意が必要です。

フレームが歪んでいる

事故による被害が大きいと、細かい部品だけでなく、車の骨格であるフレームから損傷することもあります。フレームが損傷すると、車体が歪んで足回りの性能は格段に落ちてしまいます。

いわば、全体のバランスが完全に崩れてしまった状態なので、不具合も起きやすく、被害の程度でいうとかなり悪い状態にあるでしょう。フレームが歪んだり損傷したりした車は「修復歴車」に認定され、事故車の中でも、特に価値が低いと判断されます。

ボディが劣化している

一見、被害の程度はそれほど大きくないように見えても、ボディに何らかのダメージがある場合は、あとから足回りに影響することもあるので注意が必要です。ボディにダメージを受けて劣化が進むと、少しずつ変形してバランスが悪くなります。

バランスが崩れることで乗り心地が悪くなり、足回りへの負担も大きくなりやすいので、注意しなければなりません。ボディからくる足回りの劣化は、事故後時間がたってから現れることも多いので、特に気を付けましょう。

足回りの悪い事故車に乗り続けるリスク

事故で足回りが悪くなっても、実際に乗っている分には、それほど影響がないように思える場合も多いです。そのため、劣化に気づいてもそのまま乗り続ける人も多いですが、これにはリスクがあります。足回りが劣化した事故車に乗り続けるリスクを知り、いかに早めに対処しなければならないかを理解しましょう。

走行中に故障する可能性が高い

足回りの劣化は車の構造上、非常に深刻な問題で、いつ故障するか分かりません。ひどい場合だと、走行中に突然故障して動かなくなることもあるので注意が必要です。

走行中に故障すると、ほかの車との事故につながる可能性もあります。また、運よく停車中でも、出先で動かなくなって困ることも多いので、注意しなければなりません。

修理費用などの維持費用がかかる

車の足回りが故障したままだと動かせないので、当然修理が必要です。パーツにもよりますが、足回りの修理にかかる費用は高額になることも多いです。

また、一度故障すると何度も劣化するので、頻繁にメンテナンスをしなければなりません。修理にかかる手間や費用が増えて、維持のコストが格段に上がってしまうことは、理解しておきましょう。

事故車の足回りが悪い場合の対処法

足回りが悪い事故車に乗り続けることはリスクが高いので、劣化を感じたなら素早く対処しなければなりません。対処方法は大きく2つありますが、どちらを選ぶかによってコストや今後の車の扱いは異なるので、それぞれの違いを正しく把握して判断することが大切です。

フレームの修理を行う

根本的な部分から改善するためには、フレームを修理する必要があります。フレームが歪んだままだと、どれだけメンテナンスしてもまた足回りが悪くなり、何度も修理を繰り返さなければなりません。ただし、フレームの修理自体は非常に難しく、完全に直るわけではないと理解しておきましょう。

加えて、修理代は高額になりやすく、フレーム全体を直す場合だと、100万円以上かかることも少なくありません。フレームの修理はコストが高く、かつ不完全なものでもあるので、よほど愛着がない限りはおすすめできない方法といえます。

買取に出して買い替える

足回りの修理は高額になりやすく、その後の維持費もかかりやすいです。したがって、思い切って手放し、新しい車に買い替えることも一つでしょう。事故車でも買取対応してくれる業者はあり、少なからず値段は付けてもらえます。買取で資金化すれば、買い替え費用にも充当できて、より負担なく新しい車が購入できるでしょう。

買い替えには多額の資金がかかりますが、事故車を修理することを考えると、コスト面でも買い替えのほうがお得なケースは多いです。足回りの劣化は致命的な欠陥でもあるので、故障を発見した時点が買い替え時だと考えて、処分を検討してもよいでしょう。

足回りの悪い事故車を処分するには

事故車を処分して買い替えるなら、少しでも高値で買い取ってもらうことが大切です。通常、中古車は状態のよいものほど高値になり、状態の悪い車は値が付かないことも。しかし、それも処分方法次第で、工夫すれば事故車でも高値で売れるので、お得に処分する方法を知っておきましょう。

事故車専門の買取業者に依頼する

買取に出す際には、事故車や廃車専門の買取業者を選びましょう。これらの業者なら、通常なら値段がつかない車でも、価値を見出して買い取ってくれることが多いです。これは、車をパーツや素材単位で見て査定してくれるためで、車体が残っているなら少なくとも値は付けてもらえます。

事故車はマイナス査定になることも多いですが、専門の買取業者なら、思わぬ高額査定になることもあるので、業者選びは慎重に行わなければなりません。

カーネクストに買取を依頼する

よりお得に事故車を処分したいなら、カーネクストがおすすめです。カーネクストは、不動車や故障車も買取対象なので、当然足回りの悪い事故車でも積極的に買い取ってくれます。状態に関係なく、0円以上で買取保証をしているので、確実に資金化できることが大きな強みです。

加えて、車両の引き取りや廃車手続きの代行も無料で、動かなくなった車でもスムーズに処分できます。コストをかけずに、最大の利益を出したいなら、カーネクストを利用しましょう。

足回りの悪い事故車をお得に処分しよう

事故車は値が付かないと思う人も多いかもしれませんが、売却先次第では思わぬ高値になることもあります。足回りが劣化していてもそれは同じで、多少なりとも価値は残っているので、買取に出すことをおすすめします。

足回りの悪い事故車は、長く使うにはリスクが高いので、買取で上手に資金化して少しでもお得な買い替えを目指しましょう。

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