車は高い買い物になりやすいので、ローンを組んでいる人も多いでしょう。一般的にローンが残っていると、車の買い替えはできないと思われがちですが、実はローン残債の有無に関係なく、車を買い替える方法はあります。ただし、ローンなしの場合と比べて、制限が出やすいことは理解しておきましょう。

ローンの残っている車を買い替える方法

ローンを組んで車を購入した場合、車の所有権はローン会社にある場合がほとんどです。車検証を見て確認が必要ですが、所有者が自分以外になっている場合は、ローンを完済しない限り、無許可で手放せないことは覚えておきましょう。

所有者に許可を得ずに売却、あるいは廃車手続きをしてしまうと、罪に問われる可能性もあります。しかし、これは裏を返せば、許可を得さえすれば、ローンが残っていても買い替えができることを表しています。ローンが残っている場合の買い替えの方法は、大きい3つのパターンに分けられます。

今乗っている車を売却する

ローン残債額が少ない、あるいは手持ちの車が高く売れそうなら、売却で得たお金を使って、残債を一括返済する方法があります。ローンが残っている車でも、査定に出すだけなら問題はないので、まずはいくらくらいで売れそうか確認しましょう。

見積もりをもらい、買取額がローン残債額を超えているなら、それをローンを組んでいる会社に提示して、売却の許可を得ます。会社としては、きちんとお金が返ってきさえすればよいので、売却で一括返済できるなら、喜んで許可を出してくれるでしょう。

新しい車のローンに残ったローンを上乗せする

買い替え時にローン残債をなくせない場合は、新しい車の購入でローンを組んで、上乗せする方法もあります。ローンは二重、三重に上乗せして組むこともでき、金銭的に問題がないと判断されれば、上乗せの許可もおりやすいでしょう。

ローン残債が増え、前の車の残債分の支払いが終わるまでは負担も大きいですが、どうしても車を買い替えたい人にはおすすめです。古い車は不具合や故障が頻発することも多く、メンテナンスに費用がかかって、結果的に損をすることもあります。

メンテナンスに高い費用をかけるくらいなら、思い切ってローンを追加して、買い替えを選択するのもひとつの方法でしょう。また、ローンを上乗せする場合も、単純に支払額が倍増するわけではありません。新しいローン契約として組み直せるので、支払期間を延ばして、月々の金額を下げることもできます。

残りのローンを貯蓄で完済する

残りのローンを一括で支払えそうなら、買い替え前に残債をなくするのも方法のひとつです。ローンは毎月決まった金額を支払い、少しずつ返しますが、繰越での返済も可能です。

まとまった資金があるなら、一気に返済することも可能で、ローンさえ返しきれば、所有権は自分に移るので、許可を得る必要もなく売却できます。ローンが残っていると、売却までのプロセスに手間がかかるので、少しでも楽に買い替えたいなら、一括返済も視野に入れましょう。

ローン残債がある他人名義の車の買い替えに必要な書類

ローンが残っていても、必要な手続きさえ踏めば、問題なく買い替えはできます。スムーズに買い替えを行うには、手続きの際に何が必要か知っておくことが大切です。ローンが残っている車は、他人名義の状態にあるので、買い替えの際には名義変更の手続きをします。

手続きには複数の書類が必要で、現在の車の持ち主、車を手に入れる新しい持ち主で、用意すべきものは違います。

車の新しい所有者が用意する書類

車の新しい所有者が用意する書類は、以下のものが挙げられます。

  • 印鑑証明書
  • 自動車税納税証明書
  • 車庫証明書
  • 印鑑
  • 申請書
  • 手数料納付書

申請書と手数料納付書については、運輸支局の窓口で入手が可能です。印鑑証明書から車庫証明書までは事前に必要なため、必ず準備しておかなければなりません。

車の現在の所有者が用意する書類

車の現在の所有者が用意する書類は、以下のものが挙げられます。

  • 印鑑証明書
  • 譲渡証明書
  • 車検証
  • 委任状

必要書類はやや少ないですが、それでも複数枚あるのは確かなので、早めから準備を進めておきましょう。委任状は自身で作成するだけではなく、所有者の押印やサインが必要です。委任状がないと所有者の代わりに各種手続きができないので、重要書類と考え、大切に扱いましょう。

ローン残債のある車を買い替える時の注意点

ローンが残っていても車の買い替えはできるので、残債があってもそれほど気にしないという人は多いでしょう。しかし、ローンはいわば借金であり、扱い方を間違えると大きな負担にもなりかねません。

特に買い替え時にはプラスで費用が発生しやすいので、新たなローンの組み方には注意が必要です。ローン残債がある場合、どのような点に注意すべきかを知り、賢く買い替えましょう。

ローンの目安は月収の3割を目安にする

ローン契約を結ぶ際には、月々の支払金額の設定が非常に重要です。審査さえ通るなら、月々の支払額がいくらになろうとローンは組めますが、無理のない範囲に設定するなら、月収の3割程度が無難です。

3割以上に設定すると、負担が大きくなり返済が滞ったり、場合によっては車を手放すことになる可能性もあります。無理をして高い買い物をすると、後でそのツケを払うことになり、負担も大きくなるので注意しましょう。

ディーラーローンは金利が高い

ディーラーで車を買う場合は、ディーラーローンを組むことも多いでしょう。ディーラーローンなら、購入契約時にそのまま組むことができ、審査もスムーズに通りやすいですが、反面金利が高いので注意が必要です。

支払期間がのびるほど総額の費用負担も増えるので、できるだけ金利の安い金融機関のローンを利用したほうがよいでしょう。金融機関のローンは審査が厳しいですが、その分負担の少ないローンが組みやすく、結果的にお得になることが多いです。

ローンが残っている車を高く買い取ってもらうコツ

車を買い替えるなら、手持ちの車を処分しなければなりません。処分の方法は複数ありますが、少しでもお得に手放すなら売却がおすすめです。

車の売却先は複数あり、同じ車でもどこを選ぶかによって、金額が変わることも少なくありません。お得に売却する方法を知り、少しでも高値で売って、ローン返済の足しにしましょう。

ディーラーではなく買取店に査定を依頼する

車を高く売りたいなら、ディーラーではなく、中古車買取店に売却するのが基本です。ディーラーの場合は、厳密には買取ではなく、新車購入を前提とした下取りであり、下取りは買取よりも査定の基準が厳しいです。そのため、同じ車でも、下取りでは低い値段しか付けてもらえないことも多いでしょう。

買取の場合は、ある程度状態が悪くても細部まで見て価値を見出してもらえるので、少なからず値が付くことが多いです。高額査定を期待するなら、必ず買取による処分を選びましょう。

カーネクストに買取を依頼する

長く乗って状態が悪い車なら、廃車買取のカーネクストがおすすめです。カーネクストは古い車から過走行車、さらには故障車まで全て0円以上での買取保証を実施しています。状態が悪くても、買取はしてもらえるので、全くお金にならないということはないでしょう。

さらに、車両の引き取りから廃車手続きの代行まで無料で、処分時の費用が発生しない点も、金銭的なメリットのひとつです。

参考:カーネクスト

ローン残債のある車の買い替えは慎重に検討しよう

ローンが残っていても買い替えはできますが、新たに購入する車のローンの組み方次第で負担は大きく変わるので注意が必要です。

特にローンを組み替える、上乗せする場合は、支払いに無理のないよう慎重に検討しなければなりません。費用負担をしっかりイメージして、無理なく賢く買い替えを行いましょう。