古い車の維持費が高い理由|税金やメンテナンス代などを解説

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「何年も同じ自動車に乗り続けている」「旧式の車が欲しい」という人は、維持費について理解を深めなければなりません。なぜなら、新車と比較して、古い車は維持コストが高額になりがちなためです。なぜ、維持費が高くなってしまうのか、本記事で詳しく紹介します。

税額、燃費、メンテナンス、修理代などを中心に、維持費について見ていきましょう。古い自動車に乗っている人や、昔の自動車を入手したい人はぜひ参考にしてください。

古い車は税額が上がってしまう

車の年式によって、税額に変動があります。古ければ古いほど、課税額が大きくなる税金の種類もありますが、自動車税と重量税は古い車の場合はアップします。それぞれどれぐらい税額が上がるのか、解説していきましょう。

自動車税

自動車税は、自動車の排気量によって税額が異なりますが、新車登録からの経過年数によって、税額がアップします。具体的には、ガソリン車は13年、ディーゼル車は11年で自動車税が上がります。

かつては10%の重課でしたが、平成27年4月からは15%になりました。さらに軽自動車に関しては、13年経過の自動車で20%もアップします。

重量税

自動車の重さによって変動する重量税も、13年経過した自動車の場合は、約40%の重課があります。また軽自動車であれば約20%です。ただし、エコカー減税対象車の場合は、13年の経過は無関係です。

また、18年をオーバーするとさらに税額は上がります。ひとつの自動車に乗り続けるほど、税額アップは逃れられないことを認識しておきましょう。

古い車は燃費が悪く維持費が高く感じる

自動車が古くなるたびに、燃費が悪くなることは基本的にありません。無茶な運転をせず、定期的にメンテナンスを行っていれば、問題ないです。

しかし、昨今では燃費性能が重要視され、各メーカーの最新技術により、燃費のよい新たな自動車が増加しました。古い車は、優れた燃費性能を持つ自動車と比較すると、どうしても燃費が劣化しているように見えてしまいます。

古い車にかかるメンテナンスの維持費

古い車には、メンテナンス代が高くなりがちですが、新車以上にかかってしまうことは当然です。なぜなら、時間経過によって、部品の劣化が進むためです。10年経過で交換が必要とされる主な部分や、高額費用が必要になるパーツについて紹介していきましょう。

10年経過で交換が必要とされる主な部分

自動車は長年乗り続けていると部品が劣化し、交換しなければならないタイミングがあります。10年経過したり、10万km走行したりなどを目安に交換するパーツは、複数あります。

例えばタイミングベルトの切れ、燃料フィルターの目詰まり、クラッチやオルタネーターブラシの磨耗、ラジエターホースやサーモスタットの故障などには注意しましょう。また、ブレーキホースの破損やエンジンマウントの劣化、ウォーターポンプのサビなども、交換しなければなりません。

さらに高額な費用が必要になるオーバーホール

エンジンをメンテナンスすることを「オーバーホール」といいます。オーバーホールは、走行距離30万km程度で対応することが目安です。

メンテナンスの際は分解とクリーニングを行い、専門的な技術力が必要になるため、ディーラーなどに依頼しましょう。その際には30~50万円以上はかかり、決して安い費用ではありません。

古い車の修理で高額な費用がかかる可能性がある部分

古い自動車は、どうしても修理代が高くなってしまいます。パワーウィンドウやエアコン、ATミッションなどは、高額な費用がかかる可能性がある部分です。これらの修理費用などについて、詳しく解説していきましょう。

パワーウィンドウ修理

パワーウィンドウが故障してしまい、窓の開閉が満足にできない状態になってしまうことがあります。これは、スイッチ不良などが原因で、5,000円から30,000円の修理費用がかかります。症状によって、費用が異なることは頭に入れておきましょう。

エアコンの修理

自動車のエアコンが壊れてしまうこともあります。エアコンが故障してしまうと、暑い時期も寒い季節も大変です。故障内容によっては自身で対応可能ですが、ブロアモーターやコンプレッサーの故障などは、数万円かかる修理となります。もっとも安い修理代であっても、3,000円以上はかかるでしょう。

ATミッションの故障

ATミッションの故障は、それほど起こるものではありません。しかし、運転の方法や経年によって劣化は進んでしまいます。ギアチェンジ時のショック、異臭などは故障しているサインなので、早めに修理しましょう。修理交換費用は、トータルで数十万円かかってしまう可能性もあります。

車検や故障修理のタイミングで買い替えを検討

自動車を買い替えるタイミングは、車検時期あるいは故障を修理するときです。修理の内容によっては莫大な費用がかかり、新しい自動車を入手したほうが得する可能性もあります。廃車にするのであれば、専門業者に依頼しましょう。

古くなる程修理が必要なトラブルが多発

自動車は、古くなるほどメンテナンス費用がかかり、急に修理を要するときもあります。また、修理費用だけでなく、税額も上がってしまうため、修理が多くなってきたタイミングで、手放すことを考えておきましょう。

所有している自動車を売却する際は、業者選びが非常に重要です。なぜなら、業者によって査定額や廃車費用が異なるためです。

カーネクストの買取が便利で簡単

今乗っている自動車の走行距離が多すぎる場合や、年式が古すぎる車の場合、カーネクストの買取がおすすめです。この業者は、故障車や動かせない自動車も含めて、0円以上の買取保証をしてくれます。また、車種によっては、高額査定も夢ではありません。

しかも、廃車に関する解体費用やレッカー代、手続き代行費用などもすべて無料で、レッカーは全国に対応しています。さらに、査定も無料で行っているので、まずは金額を確かめてみましょう。自動車税の還付手続き代行も無料サービスであり、還付金がもらえます。フリーコールでの相談も可能なので、一度問い合わせしてみてはいかがでしょう。

参考:カーネクスト

古い車を買い替えるならカーネクストで買取

旧式の自動車に乗っている人は、自動車税と重量税が上がってしまい、メンテナンス代も増える一方です。定期的に修理しておけば、長く乗り続けることは可能ですが、税額がアップするため、どうしても維持費はかかってしまいます。また、突発的な修理にも対応しなければなりません。

そのため、修理費用などが高くなってきたタイミングで、自動車を手放すことを視野に入れておきましょう。廃車買取に依頼すれば、廃車関連費用がかからず、キャッシュバックもあります。古い車を買い替えるならば、賢く買い取ってもらい無駄な出費を減らしましょう。

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