車の買い替えは何年目がおすすめ?古い車をお得に処分するには

車はメンテナンス次第で長く乗り続けられますが、一定のタイミングで買い替えたほうがメリットは大きいです。しかし、買い替えるといっても、いつが良いのか、何年目が適切なのか悩む人は多いでしょう。

一概に、いつがベストと決まっているわけではありませんが、多くの人におすすめな時期は存在します。本記事では、車の買い替えに適したタイミングや車検のタイミングについて紹介します。適切な時期を知り、上手に買い替えることで、車をよりお得に使いましょう。

平均では車の買い替えは何年でしているか?

自動車検査登録情報協会のデータを参考にすると、平成30年での乗用車の平均使用年数は8〜6年です。大体8年前後で買い替えをする人が多いので、これを参考にしてもよいでしょう。ただし、平均が8年だからといって、必ずしもこのタイミングが適切とは限りません。

車の使い方によっては、8年を迎える前に買い替えが必要なほど、ボロボロなこともあるでしょう。反対に、まだ使えて買い替えるにはもったいない場合もあると思います。平均使用年数はあくまで目安なので、実際には愛車の状態を見ながら、買い替えを決めることが大切です。

車の買い替え検討に適した車検のタイミング

車検はひとつの区切りであり、このタイミングで買い替えを考える人は多いでしょう。車検更新は買い替えを考える目安ですが、特におすすめの時期が存在します。

5年目の車検2回目での買い替え

新車登録から5年目、つまり2回目の車検で一度買い替えを考えましょう。新車登録から5年程度なら、車もそれほど傷んでおらず、高いリセールバリューで手放せることが多いです。モデルチェンジ前なら、査定額は高めをキープできるので、最新モデルが出る前に売ることもひとつの手でしょう。

また、5年目では新車保証が切れるので、保証を継続して安全に乗ろうと思うと、コストがかかります。保証を継続せずに、コストを下げて乗り続けることもできますが、事故や故障時のリスクが高まることは頭に入れて、よく考えましょう。

7年目の車検3回目での買い替え

新車登録から7年目の3回目の車検時も、買い替えには適しています。乗車平均年数は8年ですし、それを迎える少し前なら、比較的好条件で手放しやすいでしょう。7年目ともなると、少しずつ車にもガタがきており、さらに年数を重ねると状態は悪くなる一方です。

7年目の次は9年、11年となりますが、このあたりから1回の車検時に必要なメンテナンスの量が、急激に増加することも少なくありません。7年目でも価値減少はかなり進んでいますが、少なくとも値段を付けて買い取ってもらえる程度なので、これ以上劣化が進む前に手放すことも視野に入れましょう。

新車登録から13年目は買い替えに適している

かつては、新車登録から10年が車の寿命といわれていましたが、現在では10年以上でも問題なく使えることが多いです。技術の進歩によって品質は向上し、メンテナンス次第で15年、20年と使い続けられる場合もあります。

しかし、長く使うからといって、それだけお得とは限らず、長く使うからこそのデメリットもあります。平均以上に長く乗りたいなら、買い替えは13年目を目安にすることがおすすめです。新車登録から13年目は買い替えに適しており、おすすめな理由が複数存在します。

13年目の車検費用は高くなる傾向にある

13年目を超えても、メンテナンス次第で長く乗り続けることは可能ですが、このあたりから車検時の予備整備の費用が高くなりやすい傾向にあります。車のパーツは使用の頻度だけでなく、時間の経過によっても劣化します。

また、10年を超えたあたりから不具合が出るパーツも多く、交換が必要なパーツが増えて、車検費用は高くなりやすいでしょう。13年目以降は回を重ねるごとに、どんどん車検費用が上がる傾向にあるので、コストが上がり過ぎないうちに、買い替えることがおすすめです。

13年を超えると税金が高くなる

新車登録から13年が経過すると、自動車税と重量税が増税になります。税負担が増えることも、車検費用がコストアップする理由で、負担が増えないうちに買い替えたほうが、金銭的なメリットは大きいでしょう。13年が経過すると、自動車税は15%~20%、重量税は20~39%も増加します。

一度上がったものは元には戻らず、重量税に至っては18年でさらにもう一段階引き上げとなるので、早めの買い替えがおすすめです。

車の維持費用がかかるため買い替えチャンス

使用が13年を超えると、車検に限らず日常的な維持費も増加しやすいです。毎年かかる自動車税はもちろん、燃費性能が落ちてガソリン代は高く付き、不具合が増えてメンテナンス費用もかかりやすいでしょう。

直しながら乗れても、実際のコストは高くなりやすいので、新しい車に買い替えて、維持費をかけないほうが、結果的にお得な場合も多いです。

車検を通すか買い替えと迷っている場合

車検更新は買い替えのタイミングであり、継続更新すべきか、買い替えかで悩むことも多いでしょう。処分に悩む場合は、どちらを選ぶのがよりお得かを考えることが大切です。

年式や燃費から検討する

車検を更新するか、買い替えるかで悩むなら、年式や燃費を見て検討することがおすすめです。基本的には年式が古く、燃費が悪くなってきたなら、買い替えを選びましょう。年式は古くなるごとに故障、不具合の箇所も増え、メンテナンスに費用がかかりやすくなります。

加えて、燃費が悪くなることでもガソリン代の負担が増え、維持費は高くなるでしょう。年間の維持費を計算した際に、新車購入時と比較して大きくコストアップしているようなら、車検の更新はせずに買い替えるのがおすすめです。

廃車買取ならお得に車の買い替えができる

買い替えを選ぶなら、古い車の処分方法を工夫しましょう。古い車を手放す際には、廃車買取に出すことがおすすめです。廃車買取なら、普通の買取業者では値が付かない状態の悪い車でも、積極的に買い取ってもらえます。

価値がないと諦めていたものが、思わぬ高値で売れることもあるので、すぐに処分してしまわずに、まずは査定に出すことが大切です。

廃車買取に特化した業者を選ぶ

買い替え時に古い車を買い取りに出すなら、廃車買取に特化した、専門の業者を選ぶことが大切です。ひとくちに中古車買取業者、廃車買取業者といっても、サービス内容は違い、査定額も異なることが多いです。

業者の選び方次第で、処分のスムーズさや売却金額は変わるので、少しでもよいサービスを提供してくれる業者を利用しましょう。

廃車買取ならカーネクスト

カーネクストなら、経年劣化した古い車でも、積極的に買い取ってもらえます。中古車市場では、価値がないと判断される10年落ち以上の車でも、カーネクストなら0円以上の買取保証があるので、少なからず値段を付けてもらえるでしょう。

また、買取に強みがあるだけではなく、処分時のサービスが充実していることも特徴です。売却の際の査定や車両の引き取り、廃車手続きの代行まで全て無料なので、処分に費用がかかりません。加えて、廃車時の還付金も受け取れるので、処分の手続きをスムーズに、好条件で終えたい人におすすめです。

車の買い替えは何年目がお得か見極めよう

車の買い替えは年式で判断することが多いですが、何年目を選ぶかは非常に重要です。長く使えば必ずお得なわけではなく、高い価値で早めに手放したほうが、メリットになる場合もあります。

車の使用が何年目か、年数に対して車の状態はどうかを細かくチェックし、適切なタイミングを選んで、上手に買い替えましょう。

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